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今日はどんより曇り空の中、福島まで遠征! 福島県立富岡高校に行ってきました。
富岡市には、サッカーの日本代表選手たちが合宿などを行うJヴィレッジがあります。私も何度か行ったことがありますが、それはそれは素晴らしい施設です! 広大な面積にサッカーのグラウンドが何面もあって、その芝がまたきれいで、とりあえず、そこに寝っ転がりたい~っていう感じ、いやいや、こんなところでサッカーボールを思いっ切りけっ飛ばしたいっていうか(^_^) ついつい野球のことを考えてしまう私にとっては、その施設がうらやましく、野球にもこんな施設があったらいいのになーってヨダレが出ちゃいそうな施設です!!
そのJヴィレッジを最大限に活用しよう、中学生、高校生の育成にも役立てようと、2005年、日本サッカー協会が立ち上げたのが「JFAアカデミー福島」です。「JFA2005年宣言」の具現化の一貫であり、2006年度から、福島県、広野町、楢葉町、富岡町の中高一貫教育と連携して始まりました。
日本サッカー協会のHPによれば「JFAアカデミー福島」は・・・・
将来、日本のサッカー界を背負って立つ選手を輩出することを目的に、サッカー選手としてのみならず、社会をリードしていける真の国際人の育成を目指しています。選手は、ロジング(寄宿)生活をしながら、優秀な指導者と充実した環境の中でサッカー活動を行いますが、選手の“個”を伸ばすため、社会性や豊かな人間性を育む教育やリーダー育成にも取り組んでいきます。
アカデミー生は、居住地の学区にある公立校で中高一貫教育の学校生活を送りながら、サッカーの技術指導のほか、一般教養やロジカルコミュニケーションスキル、外国語の習得など、国際性や一流の社会人になるための教育も施されます。
また、地元住民との交流や地域活動にも積極的に参加し、社会人としてのマナーや、倫理観、社会貢献の重要性も学びます。キーワードは「世界基準」。JFAは、先頭に立って国際社会に貢献できるリーダーを輩出するとともに、このプログラムが広くスポーツ界や教育界に影響を与えるものにしていきたいと考えています。
こんなふうに書いてあります!
そして、その「居住地の学区にある公立校で中高一貫教育の学校生活を送りながら・・・」の居住地の学区にある高校が、今日行った福島県立富岡高校。アカデミーに所属する選手たちは、ふだんはこの富岡高校の国際スポーツコースの生徒として勉強し、専門科目としてサッカーの練習にも励んでいます。
国際スポーツコースには、ほかにバドミントン、ゴルフの選手たちがいて、「野球部の選手たち?」と担当の先生にお聞きしたところ「福祉健康コースなんですよっっ」とっっ えー前回に引き続き今日も野球部いないクラスぅぅぅ<("O")> とも思いましたが(^。^;) それはしょうがないか(^^;;) プロを目指す1年生・38人の生徒(選手)たちに、「スポーツのスペシャリストとして世界で活躍するためには」という題で講義をしてきました。
毎度のことながら、「話しするの、私でいいんですか(^^;;)」って感じですが、福島出身で地元のこともそれなりに分かっているし、確かに、プロで活躍している人も身近にいますし、松坂くんを始め、野球ではイチロー選手、野茂投手、大魔神・佐々木投手など世界で活躍している(きた)選手をこれまで取材してきています。サッカーの取材も野球に比べれば少ないですが、Jリーグが始まったころにはサッカーの取材もかなりしましたし、サッカー担当に仲のいい記者も多いので、そんな人たちから情報を集めて行けば大丈夫かなぁ、、、ということでお話を受けました。
上野からスーパーひたちに乗って2時間半。富岡駅からタクシーで学校へ向かい、到着すると、先生方から多大な歓迎を受け(^。^;) 「いやぁ遠いところ、またお忙しいところ来てくださってありがとうございます」と何とも低調に・・・。こちらが恐縮してしまいますっっ
いろいろお話を聞いていくと、先生方もスポーツとは縁遠い分野で活躍されてこられた方ばかりのようで、昨年からこのようなコースができて「普通の県立高校」が、いきなり「スポーツアスリートを育成する高校」に変わってしまい、まだその生徒たちをどう指導していっていいのか、先生方も正直手探りという状況らしく。。。「現場を見ている人、知っている人の話を生徒にしていただけるだけで有り難い」とのことでした。
「せっかくなので講義の風景をビデオに撮らせていただきたい」と言われ、いやーカメラやビデオは苦手なんだけど(+_+)と思いつつも断れず、ビデオカメラが回っている中講義スタート。私はすぐ慣れましたが、生徒たちは、カメラが回ってるからかどうも固く、こっちのペースに引き込めずにちと苦労したかな(^。^;) でも、みんな、私の話を真剣に聞いてくれてうれしかったです(^_^)
内容は、プロになるためには何が必要か、何をしたらいいのか、もしなれたらそれを長く続けるにはどうしたらいいか、力を出し続けるにはどうしたらいいか、厳しい世界で生きていくためには何が必要か、逆に、プロで活躍している選手は何を持っているのか、などなど。それは、野球もサッカーもゴルフも、どんなスポーツであれ同じことなので、私が知っている選手の話を例に出したりしながら話していきました。
最後の方には質問も結構出たしね! さすがは世界を目指すという意気込みのある生徒たち、男子生徒は目にギラギラ感、女子生徒にはキラキラ感がありましたね(^^)
さて、今日は1コマだけでなく、もう1コマありました(^_^; ママ記者、しゃべるしゃべる~σ(^_^;
2コマ目は、1コマ目の38人の中でも有望選手(?)7人! 本格的にプロを目指す生徒たち男子5名、女子2名に向けての講義でした。今度は人数が少ないので、それぞれの話しも聞きながら、1コマ目よりさらに深く聞きたいということなどを話してきました。
試合でプレッシャーを感じてしまうんだけどどうしたらいいか、大事な試合なのにモチベーションがあがらないときはどうしたらいいか、調子のいい日悪い日があるがそれはどうしたらいいか、一流の選手はふだん何をしているのか、などなど。これはもう、私の知恵を絞りに絞って話したかな。自分もスポーツしてきたのでその経験から、また、体育大時代に学んできたこと。でも、やはり、取材を通じて、指導者や選手たちに聞いたナマの声が一番参考になるかなと思い、それを彼らには伝えました。
今日私が話したことのうち、1つでも役立つことがあればいいなと思います!
▲2コマ目の講義を聞いてくれた生徒ちゃんたちです!
左から橋浦拓人くん(サッカー/中2から福島県選抜/緊張しない強心臓、なかなかいいキャラしてるし大物になる予感も!/将来はサンフレッチェに入るぞ!/サイン練習中!)、法井瑠爽くん(ゴルフ/県で優勝経験あり!/試合で緊張してしまうのでそこをこれから何とかしたいとのこと。とっても優しい選手くんでした/ちなみに、「るそう」という名前は、フランスの「ルソー」から取ったんだって!(^O^))、大槻英希くん(サッカー/中2から東北選抜/大槻の「槻」という字の説明に困ってましたが、何とか伝わりましたf^_^; /将来はレッズ希望! 「応援スゴイよ~」といったら、ちょっとびびって、、、いたかな(^_^))、西方和希くん(サッカー/中2から福島県北選抜/大人しそうで目に力のある選手/将来はマリノスに入りたいです!) 続いて藤森健吾くん(ゴルフ/「まだまだこれからの選手です」と言ってましたが、意志が強そうだしこれから努力して有名になってね)
女子は左が佐藤亜衣理さん(ゴルフ/全国高校ゴルフ選手権大会出場!/なかなか意識が高くて、うまくなりたいという気持ちがとっても感じられる選手/可愛いし、優勝したりなんかしたら人気出ますねーきっと!) そして右が山名真妃さん(サッカー/JFAアカデミー選手・アンダー15日本代表候補/みんなが「一番出世しそう」といってたのが山名さん、将来は「なでしこジャパン!」 こちらも可愛いので人気出ちゃうねー(^O^)//全日本高等学校)女子サッカー選手権大会にも出場です!
1コマ目が終わって、2コマ目の教室に入っていくと、必死にホワイトボードを消しゴムで消している生徒たち。どうしたのかと思ったら、1コマ目の話しでモチベーションがあがっちゃったのか、将来のためにホワイトボードにサインの練習をしていたらしいのですが・・・ぬあんと、そこにおいてあったのは、油性ペン~! ということで必死に必死にごしごしと(^。^;)
▲で、2コマ終了後、あらためて、橋浦くんがホワイトボードに「水性ペン」でサインしてくれましたo(^ヮ^)o
みんなの話しも聞けたし、楽しかったです! 自分が高校1年生のとき、こんなことまで考えていただろうか、と思うと、いやいや、考えてなかったなーと。将来について真剣に考えている彼らを、尊敬しちゃうなー
近い将来、この中から「ヒーロー」が出てくることを楽しみにしてます!
▲これはJヴィレッジではなく、富岡高校のグラウンドです! きれいです! 右の写真は全国大会出場などを祝う垂れ幕。一番手前の垂れ幕に、佐藤亜衣理さんの名前もあります! 一番向こうは女子サッカーのもの
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▲帰りはまた、「スーパーひたち」で~す!