ママ記者瀬川の野球少年+熱血監督追っかけ日誌
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今日は都内某所でメジャー観戦後、神宮へ行きました。第二球場では秋の東京大会決勝戦(12時開始)、神宮球場では早慶戦(13時開始)、外苑周辺はスゴイ人でしたね。。。。。
さて、東京大会決勝戦、関東一対国士舘の試合、最後の方しかみれませんでしたが、関東一が9対5で勝って優勝。来春のセンバツ甲子園をほぼ確実に、秋の神宮大会への出場も決めました。両者、中学時代から知ってる選手も多く、「どっちも頑張れ!」という気持ちで見ていました。
関東一の選手くん、関係者の皆さん、おめでとうございます! 国士舘の選手くん、関係者の皆さん、残念でした(*_*) 甲子園は、関東からきっと5校選ばれると思うので、東京の準優勝では甲子園は難しいと思います。また夏!ですね・・・。
試合の流れは、最初から見ていた某高校監督にほぼ聞きましたが、さい配で、「なんで?」ってところもあったようで・・・・。ま、今さら言っても仕方ないけど。。。でも、勝負はそういうちょっとしたことで変わってくるものなんですよね。両者、若い監督同士、それぞれ、選手に指導しながら監督自身も勉強しているという感じですね。
さて! 早慶戦も覗こうかと思いましたが、野球関係者たちとちょっとお茶しに行くことになったので神宮球場は歓声だけ聞いて素通りでした(^。^;) で、お茶をしながら、ショックな話しを聞いてしまいました。。。。
中学時代 (まだ1年前数カ月前ですね。。。)、結構有名だった某選手くん(現高校1年)がつい最近、某強豪高校野球部をやめたというのです。学校はそのまま通っているのかどうかは分からないのですが、何度も取材したり、取材関係なしにも話したりしてきた選手だったので、とてもとてもショックです。
原因は、、、本人から聞いたわけではないので分からないのですが、たぶん、上下関係についていけなかったんじゃないのかなぁ。。。。その高校に行ったとき、その選手くん、やはり様子がおかしかったから。同級生もそれを当然察していて、「○○くんはどうしたの?」って聞いたら、「アイツ、ちょっとヤバイんですよ」って。それ以上のことは書けないけど、私も何となく「マズイ雰囲気だなぁ」って感じました。マズイっていうのは、このままいったら辞めちゃうかもなぁ・・・って。
高校野球は、当たり前ですが、どこだって上下関係があります。シニアやボーイズなど中学生のチームでは上下関係はあるにしろ、高校に比べたら、まるで「ゆるい」です。高校は「ゆるい」ところもあるけど、それでも「最低限」の上下関係は間違いなくあります。それについていけず、野球の素質は高いものを持っていてもやめていくケースって本当に多いんですよ。。。
実は、今年の高校1年生だけでも、すでに「やめた」「退学した」「転校した」「練習にきてない」っていう選手、10人以上聞いています。私が知ってるだけでもそれだけいるんですから、もっともっといるんだろうなと思います。
その中には、某リーグの日本代表になって世界大会に出た選手、某リーグの全国大会で大活躍したピッチャー、そこまではいかなくても、それなりに素質があって、高校に行ってから楽しみだな、って思っていた選手もいます。
やめた理由を聞いている選手もいれば、聞いていない選手もいるけど、、、、理由を聞けた選手のほとんどは、やはり人間関係ですね。対先輩、対同級生、対監督。。。練習がきつくてやめたっていう選手もいるけど、私が思うに、人間関係がうまくいきさえすれば、キツイ練習なんて励まし合って頑張れるものだと思います。
練習が辛くても、練習後に仲間とバカやりながら帰宅するのが楽しい、寮でバカっ話しに花を咲かせながら過ごす・・・そういうリズムができてくれば、乗り越えられるものなのです。逆に、辛いときに励まし合える仲間がいない、辛いときに、さらに追い打ちをかけるように先輩にあれこれ言われるっていうのが一番のやめる理由になるみたいですね。
ビックリしたというか、苦笑してしまったのが、入って2日で練習に来なくなり、監督が「どうしたんだ?」と理由を問いただすと、「本当は野球をやりたくなかった。働きたかった」って言って去っていった選手がいるんですよ。私もよく知っていた選手。
だったら、何で入る前にそれを言わないんだよぉー。入学金やら授業料やら払って、制服なども買いそろえた親のことを考えたのかよー。何のために入ったんだよー。って。。。。でも、その選手は、中学時代からそういう雰囲気を持った子だったので、何となく、どこの高校に行ってもやめちゃいそうだな、って思ってました。そしたら案の定。。。だから余計、苦笑してしまいました。
ちょっと話しはそれましたが。。。
上下関係・・・上級生から厳しく個人攻撃されたりした場合、周りに助けてあげられる人がいればいいのだけれど、高校1年生だと、自分のことで精いっぱいで仲間のことまでなかなか気が回らないんですよね。親だって、子供が辛そうにしていたって、野球部の中にズカズカ入っていって、「ウチの子に何すんのよ!」なんて言えないし、監督に「何とかウチの子をお願いします!」と言ったところで、解決に向かうこともあれば、何の解決にいならないこともあるし。だから、結局、本人がそれを乗り越えるしかないんじゃないのかなぁって思うんです。。。。
やめている選手のパターンといえば、「オレはうまい!自分が一番!」と思っていて、口には出さなくても、それが態度に出てしまう。それが上級生の鼻につき、いじめられ、居づらくなってやめていく。。。あとは、「なんでオレを使ってくれないんだよ」とふて腐れて、監督にほされて、その間に同級生が試合に出て活躍し出して、余計やる気がなくなってやめていく。。。。
他にやめている選手の共通点といったら、中学が「ゆるすぎる」チームの出身者。仲良しこよしのチームで育ち、そこのエースで4番だったりすると、高校にいってから苦労してやめていること多いですね。。。厳しく言われることに慣れていなし、自分より上がいっぱいいるなんてこと経験していないから、おじけづいちゃって、自分の居場所が見つけられなくて、「もーダメ」って。とにかく、ガマンができないんです。
他にもいろんな理由はあるんだろうけど、、、、、高校野球って、たった2年4ヵ月ですよ。人生の中の何十分の1の期間ですよ。その期間もガマンできないで逃げ出してどうするんですか!! その渦中にいるときって本当に辛いんだろうけど、社会に出たら、もっとキツイことはいっぱいありますよ! それでも生きていかなきゃならないんですよ! 「理不尽なことがありすぎる!」ってやめていく選手もいますが、理不尽なことがあるのは野球部だけじゃないんですよ、将来、仕事につけば、もっともっと理不尽なことに遭遇するはずですよ。辛いからって逃げてばかりいたら、何もできない人間になっちゃいますよ! 何もやり切れない人になっちゃいますよ!
合わない人にも合わせる努力、何か言われても聞き流す工夫、厳しいことを言われて落ち込むんじゃなくて「なにくそ! 今にみてろ!」って思える気持ち、悔しい思いを練習にぶつけられる根性、ちょっとずつでも身につけていってください。
ホントにホントに、関わった選手くんたちが野球から離れていくことがとても寂しいんです。野球を通じて、人間的に、一回りも二回りも大きくなって卒業していく、それって、実は甲子園に行くことと同じくらい、いや、それよりも素晴らしいことなんじゃないかと思いますよ!(^_^)
あと、、、選手がやめる理由の中に、親がかき回して子供が居づらくなってやめるってこともあるんです。今年も、それやっちゃった親がいます。「ウチの子を何で使わないんですか!」と監督に直訴しに行ったり、保護者の中で、「ウチの子を使わない監督はおかしい」とやったり、あれやこれやと批判をしてチームの雰囲気を悪くし、他の親からシカトされ、そのうち、子供までそういう目で見られるようになり、いれなくなり、退部です。。。。親も親なら子供も子供で、子供にも「オレはスゴイんだ」というところがありましたけどね、親子でやっちゃったー(-_-)ですね。
長々と書きましたが、華々しい甲子園の陰で、こういうことがあるのも事実です。でも、それも高校野球です。これから高校に進む選手たちも、とにかく気持ちを強く持って3年間戦い抜いてほしいです。高校野球は、相手校と戦う前に、自分との戦いなのですから。。。。
さて、東京大会決勝戦、関東一対国士舘の試合、最後の方しかみれませんでしたが、関東一が9対5で勝って優勝。来春のセンバツ甲子園をほぼ確実に、秋の神宮大会への出場も決めました。両者、中学時代から知ってる選手も多く、「どっちも頑張れ!」という気持ちで見ていました。
関東一の選手くん、関係者の皆さん、おめでとうございます! 国士舘の選手くん、関係者の皆さん、残念でした(*_*) 甲子園は、関東からきっと5校選ばれると思うので、東京の準優勝では甲子園は難しいと思います。また夏!ですね・・・。
試合の流れは、最初から見ていた某高校監督にほぼ聞きましたが、さい配で、「なんで?」ってところもあったようで・・・・。ま、今さら言っても仕方ないけど。。。でも、勝負はそういうちょっとしたことで変わってくるものなんですよね。両者、若い監督同士、それぞれ、選手に指導しながら監督自身も勉強しているという感じですね。
さて! 早慶戦も覗こうかと思いましたが、野球関係者たちとちょっとお茶しに行くことになったので神宮球場は歓声だけ聞いて素通りでした(^。^;) で、お茶をしながら、ショックな話しを聞いてしまいました。。。。
中学時代 (まだ1年前数カ月前ですね。。。)、結構有名だった某選手くん(現高校1年)がつい最近、某強豪高校野球部をやめたというのです。学校はそのまま通っているのかどうかは分からないのですが、何度も取材したり、取材関係なしにも話したりしてきた選手だったので、とてもとてもショックです。
原因は、、、本人から聞いたわけではないので分からないのですが、たぶん、上下関係についていけなかったんじゃないのかなぁ。。。。その高校に行ったとき、その選手くん、やはり様子がおかしかったから。同級生もそれを当然察していて、「○○くんはどうしたの?」って聞いたら、「アイツ、ちょっとヤバイんですよ」って。それ以上のことは書けないけど、私も何となく「マズイ雰囲気だなぁ」って感じました。マズイっていうのは、このままいったら辞めちゃうかもなぁ・・・って。
高校野球は、当たり前ですが、どこだって上下関係があります。シニアやボーイズなど中学生のチームでは上下関係はあるにしろ、高校に比べたら、まるで「ゆるい」です。高校は「ゆるい」ところもあるけど、それでも「最低限」の上下関係は間違いなくあります。それについていけず、野球の素質は高いものを持っていてもやめていくケースって本当に多いんですよ。。。
実は、今年の高校1年生だけでも、すでに「やめた」「退学した」「転校した」「練習にきてない」っていう選手、10人以上聞いています。私が知ってるだけでもそれだけいるんですから、もっともっといるんだろうなと思います。
その中には、某リーグの日本代表になって世界大会に出た選手、某リーグの全国大会で大活躍したピッチャー、そこまではいかなくても、それなりに素質があって、高校に行ってから楽しみだな、って思っていた選手もいます。
やめた理由を聞いている選手もいれば、聞いていない選手もいるけど、、、、理由を聞けた選手のほとんどは、やはり人間関係ですね。対先輩、対同級生、対監督。。。練習がきつくてやめたっていう選手もいるけど、私が思うに、人間関係がうまくいきさえすれば、キツイ練習なんて励まし合って頑張れるものだと思います。
練習が辛くても、練習後に仲間とバカやりながら帰宅するのが楽しい、寮でバカっ話しに花を咲かせながら過ごす・・・そういうリズムができてくれば、乗り越えられるものなのです。逆に、辛いときに励まし合える仲間がいない、辛いときに、さらに追い打ちをかけるように先輩にあれこれ言われるっていうのが一番のやめる理由になるみたいですね。
ビックリしたというか、苦笑してしまったのが、入って2日で練習に来なくなり、監督が「どうしたんだ?」と理由を問いただすと、「本当は野球をやりたくなかった。働きたかった」って言って去っていった選手がいるんですよ。私もよく知っていた選手。
だったら、何で入る前にそれを言わないんだよぉー。入学金やら授業料やら払って、制服なども買いそろえた親のことを考えたのかよー。何のために入ったんだよー。って。。。。でも、その選手は、中学時代からそういう雰囲気を持った子だったので、何となく、どこの高校に行ってもやめちゃいそうだな、って思ってました。そしたら案の定。。。だから余計、苦笑してしまいました。
ちょっと話しはそれましたが。。。
上下関係・・・上級生から厳しく個人攻撃されたりした場合、周りに助けてあげられる人がいればいいのだけれど、高校1年生だと、自分のことで精いっぱいで仲間のことまでなかなか気が回らないんですよね。親だって、子供が辛そうにしていたって、野球部の中にズカズカ入っていって、「ウチの子に何すんのよ!」なんて言えないし、監督に「何とかウチの子をお願いします!」と言ったところで、解決に向かうこともあれば、何の解決にいならないこともあるし。だから、結局、本人がそれを乗り越えるしかないんじゃないのかなぁって思うんです。。。。
やめている選手のパターンといえば、「オレはうまい!自分が一番!」と思っていて、口には出さなくても、それが態度に出てしまう。それが上級生の鼻につき、いじめられ、居づらくなってやめていく。。。あとは、「なんでオレを使ってくれないんだよ」とふて腐れて、監督にほされて、その間に同級生が試合に出て活躍し出して、余計やる気がなくなってやめていく。。。。
他にやめている選手の共通点といったら、中学が「ゆるすぎる」チームの出身者。仲良しこよしのチームで育ち、そこのエースで4番だったりすると、高校にいってから苦労してやめていること多いですね。。。厳しく言われることに慣れていなし、自分より上がいっぱいいるなんてこと経験していないから、おじけづいちゃって、自分の居場所が見つけられなくて、「もーダメ」って。とにかく、ガマンができないんです。
他にもいろんな理由はあるんだろうけど、、、、、高校野球って、たった2年4ヵ月ですよ。人生の中の何十分の1の期間ですよ。その期間もガマンできないで逃げ出してどうするんですか!! その渦中にいるときって本当に辛いんだろうけど、社会に出たら、もっとキツイことはいっぱいありますよ! それでも生きていかなきゃならないんですよ! 「理不尽なことがありすぎる!」ってやめていく選手もいますが、理不尽なことがあるのは野球部だけじゃないんですよ、将来、仕事につけば、もっともっと理不尽なことに遭遇するはずですよ。辛いからって逃げてばかりいたら、何もできない人間になっちゃいますよ! 何もやり切れない人になっちゃいますよ!
合わない人にも合わせる努力、何か言われても聞き流す工夫、厳しいことを言われて落ち込むんじゃなくて「なにくそ! 今にみてろ!」って思える気持ち、悔しい思いを練習にぶつけられる根性、ちょっとずつでも身につけていってください。
ホントにホントに、関わった選手くんたちが野球から離れていくことがとても寂しいんです。野球を通じて、人間的に、一回りも二回りも大きくなって卒業していく、それって、実は甲子園に行くことと同じくらい、いや、それよりも素晴らしいことなんじゃないかと思いますよ!(^_^)
あと、、、選手がやめる理由の中に、親がかき回して子供が居づらくなってやめるってこともあるんです。今年も、それやっちゃった親がいます。「ウチの子を何で使わないんですか!」と監督に直訴しに行ったり、保護者の中で、「ウチの子を使わない監督はおかしい」とやったり、あれやこれやと批判をしてチームの雰囲気を悪くし、他の親からシカトされ、そのうち、子供までそういう目で見られるようになり、いれなくなり、退部です。。。。親も親なら子供も子供で、子供にも「オレはスゴイんだ」というところがありましたけどね、親子でやっちゃったー(-_-)ですね。
長々と書きましたが、華々しい甲子園の陰で、こういうことがあるのも事実です。でも、それも高校野球です。これから高校に進む選手たちも、とにかく気持ちを強く持って3年間戦い抜いてほしいです。高校野球は、相手校と戦う前に、自分との戦いなのですから。。。。
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この記事にコメントする
無題
そうなんですよね~・・・
上下関係からはじまり・・・高校ぐらいになると色気?づいてくるし、周りは遊んでるし、ずーっと野球ばかりしてきて、そろそろ、もういーかなぁ~・・・なんて色々、考えちゃう時期があるんですよね~・・・
自分もそうでした。野球部、学校によってはガラ悪いトコなんかもありますし、冒頭の思惑なんか絡んじゃうと誘惑に流されちゃったりもありますし・・・難しい年代ですワ。
将来、有望とされていて途中でコケた
連中はゴロゴロいますよ・・・。
上下関係からはじまり・・・高校ぐらいになると色気?づいてくるし、周りは遊んでるし、ずーっと野球ばかりしてきて、そろそろ、もういーかなぁ~・・・なんて色々、考えちゃう時期があるんですよね~・・・
自分もそうでした。野球部、学校によってはガラ悪いトコなんかもありますし、冒頭の思惑なんか絡んじゃうと誘惑に流されちゃったりもありますし・・・難しい年代ですワ。
将来、有望とされていて途中でコケた
連中はゴロゴロいますよ・・・。