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今日も一日お疲れさまです! 寒かったですねっっ
今日は、12月2日のブログでお伝えした、千葉ジャガースの白血病になってしまった選手くんの経過をお知らせしようと思います。
あの一件を書いて以来、コメントもそうですが、たくさんのメールをいただきました。励ましのメール、伝えてください、というメール、何かしてあげたいんだけど、どうしたらいいでしょうか、というメール・・・・私と同じ考えの方がたくさんいることにとても心強く感じました。
そんなメールの中に、その選手くんのお母さんからのメールがありました。ご紹介します。
私は、千葉ジャガーズの『急性リンパ性白血病』になってしまった選手(佐久間佳祐)の母です。
昨日ジャガーズメンバーの母から12/2付のママ記者ブログを見て!と連絡をもらい、ブログを見ました。
我が子の事をこんなにも気に掛け、心配し、回復を祈ってくださる方がいることに、ただただ涙が止まりませんでした。本当にありがとうございます!
今、息子は大量の抗がん剤による治療を受けていますが、キツイ副作用との戦いも野球で培った精神力と、たくさんの方の励ましや応援のおかげでどうにか耐えて頑張っています。私たち家族も息子が元気になって、また野球が出来るようになることを信じ、共に戦っていきたいと思います。
~その後 省略~
千葉ジャガの監督さんに促されるままにブログで書いてしまったのですが、本当にそれでよかったのだろうか、何かできることはないんだろうか、とずっとずっとずっと考えていたところだったので、お母さんからこのようなメールをいただいたときは、少しホッとしました。
その後、何度もお母さんとメールのやりとりをいたしました。千葉ジャガの選手くんたちはこれまで何度か取材してきたことから、お母さまも私を身近に感じてくださり、いろいろ話してくださいました。治療のこと、これからのことなど・・・。いかに大変かということが改めて分かりました。
お母さんの説明によると・・・
白血病の一般的な治療は、簡単に言うと、一定期間大量の抗がん剤投与をして白血球値を下げるー投与をやめ白血球が殖えるのを待つ、というサイクルを10~12回程やります。今、息子は○回目をやっているところです。副作用でだるさや吐き気、便秘、精神変調など辛いようですが頑張っています。
~省略~
たくさんの方が応援してくださっているので、確率がゼロで無い限りやれることはやってあげたい!善くなることを信じ頑張ります。
とのこと。今後、移植をする予定だとのことですが、その時期などは書けないので、病状について書くのは今回だけにしようと思います。
聞けば聞くほど、どうにかならないものか・・・・できることはないものか・・・と考えてしまうのですが、そんなとき、お母さんの方からこんなお願いをされました。
「移植に向け更にキツイ治療をする息子を元気付けるために、負けはしたものの念願のジャイアンツカップでのプレーを見せてあげたいのですが、どうすればテレビ中継された武蔵府中シニア戦のビデオを手に入れられるかがわかりません。入手方法があれば是非教えてください!!お願い致します」
というもの。
はい! 探します! きっとあると思います!! と、すぐに家の中のDVDをガサゴソとあさると、ありました~ ジャイアンツカップ1回戦、G+で放送されたときのDVDが! もう、超特急で梱包して、すぐに送りました!!
と、翌日、お母さんからメール
「DVD届きました!!ありがとうございましたm(__)m
早速、息子と見させて頂きました!だるさとひどい吐き気で起き上がることもできない状態だったのに、寝ながら見れないと自ら座って最後まで見ていました。自分がセカンドでコロコロ転がる姿を見て笑ってました(o^∀^o) 治療が始まって数日、苦しい顔ばかり見ていたので久しぶりに見る息子の笑顔が嬉しくて…巻き戻して何度も見ちゃいました^ロ^; 本当に…本当にありがとうございます!!」
このメールを見て、ちょっと涙ぐんでしまいました。佳祐くん、辛いながらも一生懸命DVDを見ている姿が目に浮かんで・・・。それを見守るお母さんの気持ちも想像できて・・・。
ほんのちょっとでもお役にたてることがあって、私自身も救われる思いでした。
また、何かできることがあったら言ってください、という申し出には、お母さんから2つのお話がありました。
1つ目は、今後、移植を受ける、または、日本では許可されていない薬を海外から取り寄せる、などの場合、やありかなりのお金がかかるそうです。そのときは、募金をお願いするかもしれないので、呼び掛けをお願いします、ということ。
もう一つは、直接、佳祐くんにつながるわけではないのですが、同じような病気の人を一人でも救えるように、骨髄バンクへの登録をお願いします、というものでした。
1つ目については、そういうときが来たら、できる限り協力したいと思います。2つ目については、こちらもできるだけ早く登録しようと思います。その内容をよく知り確認した上で・・・・。
そういえば、今、球界では、巨人や、阪神の藤川球児投手が、骨髄バンクへの登録を進める運動をしていますね。ちょうど今日のスポーツ紙にも載っていましたが、巨人は昨年の7月から骨髄バンク登録推進キャンペーンおしていて、その中でも上原浩治投手が先頭を切ってやっていると。そのかいもあって、来年1月には登録人数が30万人の大台に到達する見込みということです。
今までは他人事のように思っていた骨髄バンクも、人の命を救うことにつながっていくんだと改めて感じることができました。もし、賛同してくれる方がいたら、骨髄バンクへの登録をお願いいたします。
正直、この話しを聞いてから数日間は、そのことばっかり考えていました。仕事が手につかないというか、ぼーっと考えてしまっていることもありました。でも、千葉ジャガの松本監督がおっしゃっていた言葉を思い出しました。「こうなってしまって、最初は言葉もなくて、今も心が痛い、何とかしたいと思うけど、でも、毎日毎晩毎時間、あいつのことばかり考えているわけにもいかないんですよね」って。
確かにそうです。何をすべきか、といったら、彼の回復を祈ることと、そして、彼の分まで毎日をしっかりと生活することなんじゃないかな、と思うようになりました。
清瀬ポニーでは、卒団生全員でメッセージを送ったそうですね! 他のチームでも同様の動きがあるようです。それが少しでも佳祐くんの支えや励みになってくれたらと思います。
今日の最後に。。。お母さんから、「名前で載せていいですよ(^_^)」という話しがありましたので、サザンの桑田佳祐さんと同じ名前の「佳祐くん」で書かせていただきました。