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以前から書いてるとおり、客の多い我が家(^。^;) 今日の夜は創造学園付高校の2枚看板の一人、中村明弘くんが来ていてさっき帰りましたっっ
ダンナチームの選手だったのですが、当時は腰痛があって、ほっとんど練習してない選手なんですっっ 練習ができないのだから、25人のベンチにも入っていない。いつも名簿も最後に名前が書いてあって、私も新聞等に載せるときに、「あれ? 誰か一人忘れてない? 3年生34人なのに33人しか書いてない~ あ、中村が入ってないじゃん!(^。^;)」みたいな感じ。
ウチの野球小僧くんは5歳でまだ野球も始めてないころで、いっつもパパグラウンドに行っていたのですが、行くと、いっつも中村くんが遊び相手になってくれてf^_^; 「選手」というよりは「小僧担当」みたいな存在でしたっっ だんだん腰痛も治ってきて、高校は私立でバリバリやりたい! でも、試合にも出ていないので関東近辺の高校では取ってもらえない・・・そんなときに「創造学園大付で勝負するぞ!」といって長野に向かった選手くんです。
そしたら、高校で本領発揮しましたね!! もともと地肩が強くて、なんと、遠投は120メートル、球速もどんどん増して140キロ超! もともと足が速かったのですが、ますます速くなって6秒1! 秋の北信越大会で準優勝して春のセンバツ甲子園に出場し、甲子園のマウンドにも立ちました!
ダンナチームのその代はジャイアンツカップ優勝、春の全国大会準優勝の代。。。でも、3年後、甲子園に行ったのは、その時のエースや4番ではなく、その他メンバーだった選手でもなく、ベンチ入りしていた選手でもなく、いつも一番最後に名前が書いてあった中村かよ~みたいな感じっっσ(^_^; でもでも、まずは腰痛から解放され、生き生きと、のびのびとプレーしていることがうれしく、さらに結果も出していることもうれしかったなぁ(^O^)
さらにビックリなのは、彼が「プロ注目!」だということです(^^;;) すっごく注目されてるわけではなくて「将来面白い存在」というぐらいの注目選手ですっf^_^; 「プロ注目」は今年の高校3年生には100人以上いるわけで、その中の一人。唐川くんやら佐藤由規くんみたいに、絶対に指名されて、即戦力として期待される投手ではなくて、プロに入って3年鍛えて上にあがって活躍できるかなって感じ。でも、身体能力の高さと球質、球速、そして中学時代にほとんど投げていないので使いべりしていないというところなどの評価が高く、スカウトの方からもチラホラと名前があがってきているのです。
本人も、「もしプロに行けるチャンスがあるのなら」と先日、「プロ志望届」を提出しました! 「かかるかなー どーかなー」と本人。どっちになるかは全くわかりませんが、もしかからなかったときにどうするか、、、今日はその辺の相談ですね。今、創造学園大付が不祥事で秋季大会出場辞退、監督も学内で謹慎になっているようで、なかなか動きが取れないという現実があります。「自力で何とか探さなければ」と考えているところですね。。。
同じようにボーダーライン上にいる選手なら、「高校生ドラフト」に向けて「プロ志望届」を出しながら、かからなかった場合どうするか、、、、というのは、当然考えることです。「たぶん指名されるだろう」という選手でも、フタを開けてみたらかからなかった、ということは結構多いです。主な大学のセレクションはもう終わっているし、「プロ待ちOK」の大学は、だいたい地方になりますね。社会人野球も高卒ではなかなか取ってもらえないし、「プロにかからなかったら」という条件付きで内内定を出してくれるところは本当にわずか。残るは北信越リーグなどの独立リーグやクラブチームになりますね。
そう考えてみても、「プロ志望届」を出して「指名待ち」するということは「リスク」も大きいんですよね。高校生ドラフトの時期は、前に比べれば早くなりましたが、さらに早い大学や社会人のセレクションが行われるころに行われるとスムーズに行くんですけど、そうもいかないですものねー。
指名待ちの選手くんにとっては、10月3日の「当日」が待ち遠しくもあり、その期間までが長く感じたりもするんでしょうね。逆に、プロのスカウトがどういう評価を下すのか、どんな選手を選ぶのか、私は楽しみにしていようと思います~!
ということで、中村くんに、ドラフトに向けての話しや、これまでの野球部の話し、寮生活、練習内容に現在の野球部の様子などいろいろ聞きました。中学生だった以前に比べると、当たり前だけど、本当に成長したなと感じます。甲子園で投げられたことも自信になったようだし、逆に、自分に足りない部分もわかっていて、「それを何とか補っていけるように練習頑張りますよ」と中村くんは話していました。
「野球少年」から、「いい男」になりました!