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日本学生野球憲章に違反するスポーツ特待制度の有無の申告の締め切りが明日に迫っています。
このGW前半の3日間に保護者会が開かれたり、県内の監督など関係者が集まって会議を開いたり、オープン戦をしながら監督同士で相談したり。平日の今日も、各校の監督間で連絡を取り合ったり、情報を交換し合ったりと、とても慌ただしくなっているようです。関東は雨だし、練習どころではないようですね・・・・。そして、また多くの有名高校、強豪高校が、「憲章に違反しています」という申告を高野連にしたようです。
申告をしたら新聞に載り、それを見たら、「あそこもか!」「やっぱやってるだろうな」と「悪い高校」と思ってしまう人も見られるかもしれませんが、私は野球部の選手にだって「特待制度」を認めていいと思っているので、申告した高校だから「ダメな高校」という判断はしたくありませんし、していません。もちろん、一部には、やりすぎな高校、いきすぎな高校もありますので、それは別ですが。
申告している高校にとってみれば、その憲章には引っかかるから出すけど、でも、どうしてダメなのか、どうして今まで分かっていながら見て見ぬふりをしていて、今さらなのか・・・など、まったく納得がいかないようです。当たり前ですよね、当然ですよね。
中には、学校側と現場側が「特待生」の認識の違いから意見が分かれてしまっている高校もあるようです。学校側は「引っかかっていないから出さない!」、現場は「申告しましょう」 特に、まだ春の大会で勝ち進んでいる高校などは判断に迷うところかもしれません。
でも、判断に迷うってことは、どっちとも取れるってこと? そういうときは、学校の「特待生制度」に関する規定や書類を添付して高野連に提出して、高野連側の判断を仰ぐのだそうです。これによって、「このぐらいなら大丈夫です」という「○」の判断を下された高校もあります。
ま、今回は「実態調査」ということで、違反していてもしていなくても書類を提出します。違反してないなら「違反していません」という書類を。違反していなくても、学内に成績やら経済的なことを理由にした特待生制度があれば、その規定や書類も添付。そして、違反していたら、3年○人、2年○人、1年○人と人数を記入し、どういう特待かなど特待の規定が書かれた資料を添付して出していきます。
憲章に引っかかる「特待生」は5月中試合に出られませんから、公式戦にも影響しますが、オープン戦も中止になるところも出てきているようです。対外試合は禁止ではありませんが、特待生が多い高校だったら確かに試合はできないですね。試合に出られない選手、残された選手、どちらも可哀想です・・・
そして、親御さん、日々戦々恐々というその気持ち、よく分かります。この一件が話題になってから、現場を歩くたび、いわゆる「特待生」で入った選手の親御さん、不安な顔をされています。「それがあるからムリをしてでもその高校に入れた」「向こう(高校)が大丈夫というから入れた」「特待がダメだなんて知らなかった」みなさんそうおっしゃいます。高校側が言ってくれなかった、というのもあるし、高校の関係者でさえも「それがダメとは知らなかった」という人もいるんですからね~。
先日コメントをいただいた渦中の親さんのところはどうなったでしょうか。今後のことを考えると不安でいられないでしょう。とりあえず、その制度は解約しましたというような書類に保護者の印を押さなければならないということですが、学校の中には「救済処置」を考えているところもあるようで、「特待生」をそのまま「奨学生」として奨学金を払うという名目に変えるなど。でも、冷たい高校なら「こういうことになりましたので、ハンをよろしく!」で次の月からは振り込み用紙が送られてるでしょう・・・
また、「特待」があるような感じなのに「なし」と申告するというある高校の保護者からは不安の声もあがっていますっっ。当たり前ですが、自分の高校に特待があるのかないのか分からない親はいっぱいいますから、「ウチはあるって聞いてるのに、なんで出さないの?」「○○くんは特待っていう話なのに、なんで隠すんだ! 今出した方がペナルティがちょっとで済むじゃないか?」「これで出さないで、あとでチクられたらどうすんだ、それが夏前だったらアウトでしょう」などなど。あーもうワケわかりませんっっっ
でも、逆にこういうことになって喜んでいる高校もあるのです。「今までは中学生側から『特待』で取って」と言われ続け、大した選手じゃないのに『特待』で取らされて・・・。結局、高校では『オレは特待だ!』とテングになってしまってさっぱり伸びず活躍もせず、無駄金を払うケースも少なくない。これからは、『特待で取って』と言われたら、『それは禁止なので』と断れるし、余計なお金を使う必要もなくなる。よかったんじゃない?」と。
まあ、今、こうなったのも野球界の様々なツケが回ってきたといえばそうなんですが、みんなに考えて欲しいのは、高校野球は誰のものなのかってこと。高校野球は純粋に野球が好きで、試合に勝って、甲子園に行きたい、プロ選手になりたいと願う高校生たちが一番の主役のはずです。大人のエゴやプライド、儲けのために高校生は野球をやっているのではないのです。一度はきちんと整備しないといけないのはわかりますが、高野連のおエラ様方には、今後、高校生の「気持ち」を一番に考えていってほしいです。
まだまだ言いたいことあるけど、仕事に家事もしなくちゃいけないのでこの辺にしておきますm(__)m
高校側の説明は内容的なものではなく言葉のニュアンスが悪いから否だと判定されたみたいです(特待生制度は×奨学生制度は○
全く不可解な回答です
我が校は特待生制度の名称であっても他の部活動にも適用されています
野球選手というだけで適用されないなんて…
ちなみに我が家は特待生であっても野球をしてない高校生よりお金がかかります
この上授業料なりの減免がなければ地元への再編入を余儀無くされそうです
最近、家内とも「野球なんかさせるんじゃなかった」なんて半分冗談半分本気で話し合います
しかし嘆いてうつむいてばかりもいられないのでとにかくアクションを起こすことに決めました!
某新聞記者の方も協力してくれますし関係者の方々も協力は惜しまないと励ましてくれました
ここから一大ムーブメントを起こし今回の理不尽で不平等な事案を少しでも平等にしたいと思いますのでママ記者さんにも多忙とは存じますが余った時間で結構ですのでこの問題について風化されないよう取り上げてもらいたいと切に願います
野球だけを特別扱いにしたり裏金なんかには断固反対ですが野球が衰退していくような愚案にはもっと反対です!
長々と失礼しました