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ママ記者瀬川の野球少年+熱血監督追っかけ日誌
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タイトルは、お土産の袋に書いてあったフレーズですっっ
「邪馬台国への入口は、ここ、一支国にあり」これも、壱岐のパンフレットに書いてありました。何とも神秘的な島です。。。長崎・壱岐。。。

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▲朝7時半ごろの博多港の風景

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▲壱岐へは、このヴィーナスというジェットフォイルに乗っていきます!

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▲船の中から見た朝日、そして、海。きれいでした。

島への日帰り取材、島の滞在時間は7時間ちょっとぐらい、時間的に厳しいかな、と思いましたが、壱岐ブルーバード・中山清監督ほか、皆さんのおかげで無事終えることができました。すっごく中身の濃い1日でした。忘れられない一日になりました。

この日は、壱岐の芦辺町で駅伝大会があるということで、練習は午後から。午前中は中山監督が島内を案内してくださり、その車の中で監督を取材をするという形になりました。

「瀬川さん、お釈迦様に興味あるか分からないですけど・・・」と中山監督が最初に連れていってくださったのは、お釈迦様がたくさん並んだ「諸見観音公園」という場所。そのお釈迦様の数々は、中山さんのお知り合いである本城さんという方が、個人が自分の資金で作られたものだというのです。

小さいころ、とてもとても苦労されて貧乏のどん底にいながら、歯を食いしばってはい上がって、今、大阪で事業をされて成功なさっている本城さん。小さいころ、お母さんが病気になってしまい、でも病院に行くお金がないので、毎日お母さんをおぶってお祈りに行っていたそうです。そして、その自分と母の姿を形作った石碑がありました。

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▲そこには「親孝行出来る頃に親は無し・・・」という言葉が刻まれていました。よく聞く言葉ではありますが、あの石とともにその言葉を見ると、何だか胸が締め付けられる思いになりました。

それを見ているとき、偶然、大阪に住んでいらっしゃるはずの本城さんがいらっしゃいました。ご本人にお会いし、公園内のお釈迦様や、戦争当時や昔の道具を展示した部屋を案内していただきました。軍服、赤紙(知らない人のために書いておくと、それが届くと戦争に行かなければならなかった召集令状)などなどを個人で収集し、それを展示し、皆さんに見てもらおうと解放しているのです。もし、壱岐に行く機会があったら、ぜひ行ってみてほしいと思います。

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▲昔のいろんな道具が展示されていました! 蓄音機は、本当にまだ鳴ってビックリ! 

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▲ホンモノのミサイル弾には衝撃・・・・

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▲その後、壱岐の名所の一つ、ほらほげ地蔵」に行ってみると、小さな男の子・・・といっても、ウチの女神と小僧の間くらいかな、小学1年生ぐらいの男の子が、おばあちゃんとそこに来て、手を合わせていました。それが習慣になっているようす。この島の子供たちは信仰心が強いようです。ほらほげ地蔵たちは浸食してしまって、顔がありませんでした・・・・

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▲これは左京鼻とよばれる海蝕崖。自然が織りなす造形美・・・

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▲昼食をいただいた後、壱岐ブルバードの練習場、ふれあい広場へ行きました。7ヵ月ぶりです!

そして、壱岐ブルーバードの選手たちとの再会しました。中学3年生たちの進路、島の高校に進って島から甲子園を目指すのか、島の外の高校に進んで、自分の力を試すのか。。。精いっぱい悩んで出した結論、まだ結論を出せずに悩んでいる選手、それを見守る監督、保護者。みんなの話し、特に、選手くんの話しを聞いているとき、涙が出そうでした。。。。

最後に、今まで中山監督から何度も聞いていた中山監督の恩師・長嶋先生に会いにいきました。

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▲誰よりも情熱を持った、熱い心を持った長嶋先生は、12年前、不慮の事故で首から下が動かなくなってしまい、それからずっと車椅子生活を送っています。日体大出身、体を動かすこと、子供たちにスポーツの楽しさを教えることを喜びとしていた長嶋先生、この12年、言葉ではいい表せないほど辛かったと思います。それを支えてきた奥さんも。でも今日、車椅子から明るくスポーツ指導をしていらっしゃる姿を見て、感動するとともに、人間の芯からわいてくる底知れぬパワーのようなものを感じました。

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▲帰りのヴィーナス、窓側の席に座れなかったので、ちゃんと撮れませんでしたが、夕日、きれいでした・・・

博多港からバスで博多駅まで出て、地下鉄で空港まで移動し、飛行機で東京へと戻ってきました。一日のうちに、車→船→バス→地下鉄→飛行機→電車→最後は自転車っっ、、、と6つの乗り物に乗るなんて、これまたスゴイことをしたなっっ(^。^;)と一人感動っっ

いい旅でした。。。。お世話になった方々、ありがとうございました。

そして、壱岐ブルーバードの選手たち、今日話したとおり、島内に残っても、島外に出ても、どっちにしてもずっと応援しています。これからも、周りの人への感謝の気持ちを忘れずに・・・。いつか、表舞台に出てくる日がくることを、楽しみにしています! また、中山監督のような、人の気持ちの分かる、器のおっきな人間になってください!

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