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いよいよです! 「高校野球小僧」2008年夏号は今日、6月20日に発売になります!!
今、20日になって2分、0時をちょっと回ったところなので、、、、本屋さんが開店になるのは10時ぐらい? だったら10時間後ぐらいには店頭に並ぶのですねっっ ワクワクです!!
「野球小僧」は、毎号、私なりにそれぞれ思い入れがあるのですが、今回は、今までの中でも、1番の「思い入れ号」になりました。私のもとには一足早く、今日手元に届きましたが、今晩は抱っこして寝ようかしら(〃∇〃)って感じ。本当に抱っこしたら朝起きたらボロボロになってしまいそうですが、それでもやっぱり抱っこして寝ようかなっっ
というのも、まず、今回は「桑田さんにPL学園時代のインタビューをする!」という大きな大きなチャレンジをし、本当にやりとげることができました。前にも書きましたが、無謀とも思えた「桑田さんの単独インタビュー」。でも、「絶対できる」と信じてアタック。桑田さんは快諾してくださいました。桑田さんの事務所の方、桑田さんが会長を務める麻生ジャイアンツの関谷総監督、ほか、桑田さんを支える方々もいい人ばかり。素敵な人の周りには素敵な人が集まるのだな、と感じました。
桑田さんはとてもソフトな方。あれだけの大スターでありながら、こちら側への気配りも忘れない方。こちらの方が恐縮してしまいます。いろいろと印象に残る言葉、お話しはたっくさんありましたが、一つあげるとしたら、中学、高校への指導者の方へくれたメッセージ、「人間は機械じゃないんだから、練習をしすぎたら壊れますよ。僕も疲れたときには体をしっかり休めていました。やりすぎはよくない。それを少年野球、高校野球の指導者に方にもわかってほしいです」というもの。
そこにしっかり気づいて練習時間を短くしている高校が結構あります。千葉経済大付や帝京、横浜なども全体練習の時間、短いですよね。その後、自主練習などはありますが、全体練習は短くして、足りないと思う部分は自分でやる、、、。この3校はこの方法で成功しているといういか、しっかりいい成績出してますよね! 今春の東京六大学野球でリーグ優勝した明治大学もそうですね。全体練習は短く、足りない部分は自主的に、、、その自主的に考えてやるところに「成長」があるんですよね!
逆に、量をやれば安心、量をやらないと気が済まない、という中学、高校もあります。ある程度の量は必要だけど、桑田さんがおっしゃるように「やりすぎたら機械じゃないんだから壊れます」
休息も練習と同じぐらい大事。練習、休息、そして体作りのための食事、この3点セットをバランスよく、そして、そこに「心」がプラスされればきっといい選手、いいチームになると思うんだけどな。「練習」だけが飛び抜いていたり、「休息」だけが飛び抜けていたりすると、バランスが悪くて、成功はしにくい。そんなふうに普段から思っていたのですが、桑田さんのお話しで、改めてそれがいいんだ、と、実感しました。
水野雄仁さんに池田高校時代の話しを聞けたのも有り難かったです。水野さんは本当に気さくで話しやすく、こちらに緊張をさせない人というか、なんだか、話を聞いているうちに、ずっと前から友だちだったような気分になってきましたっっ 高校時代はかなりのヤンチャだったと池田高校時代のチームメイトや、対戦した人たちに聞いていましたが、それも含めて水野さんのいいところですね! 今も少年みたいな人でした!
そして、昨夏の甲子園、「佐賀北対帝京」の延長13回を1イニングごとに振り返る、という壮大な企画にも挑戦させていただきました。佐賀北の百崎敏克監督を取材するべく佐賀に行ったのを皮切りに、帝京のキャプテンだった現ソフトバンクの中村晃選手を取材しに福岡へ。続いて、帝京の前田三夫監督を取材に東京・十条の帝京グラウンドを訪ね、最後は佐賀北のショートで、その帝京戦でもサヨナラ打を打つなど大活躍だった井手一馬選手を取材しに亜細亜大キャンパスへ。。。。
それぞれに、試合前から始まり、1回表、1回裏、2回表、2回裏。。。。。。とずーーーっと話を聞いていったので、取材3人目の前田監督のころには、もう試合の内容を全部覚えてしまったほどっっ(^。^;) スコアブックを見なくても、どこで誰が何球目に何をしたか言えてしまうぐらいになりました。
いろいろと突き詰めていくと、試合中、監督ってどんなことを考えているんだろう、守ってる選手ってどんなこと考えているんだろう、ああいう場面で打席に入る選手って何を考えているんだろうっていうことが、本当によくわかって、私も一プレイヤーとして、あの試合に出ていたような気にさえなりました。
やっぱり甲子園ってスゴイところなんだな、と、改めて感じたし、あの大観衆の中で試合をするのって気持ちいいんだろうなっていうのも、ひしひしと伝わってきました。監督も、あの中で指揮をとれるのって、やっぱり感動なんだろうな。でも、監督が動いて(スクイズ、盗塁、エンドラン、投手交代、代打など)、その作戦が決まればいいけど、決まらなかったとき、監督はベンチの中で、冷静そうな顔をして、「自分のせいだ(≧ε≦) 試合後、記者に攻められる(≧ε≦) 」って思ったりするんだなって。とにかく、試合中に何を考えているかを細かく聞けば聞くほどいろいろなことが見えてきて、おもしろいですね!
そして、今回のこの「佐賀北×帝京」の試合を通じて感じたこと。。。。。昨夏の甲子園で佐賀北が優勝したときは、正直、フロックだと思っていました。でも、百崎監督の話、井手くんの話はもちろん、相手の前田監督、中村くんの話、その他、関係者の話を聞いていくうちに、佐賀北の優勝は「偶然」ではなく「必然」だったのかもしれない、と思うようになりました。佐賀北には勝ち抜ける要素がありました。優勝できる要素が全くなかったわけではないのです。少ないチャンスを全部ものにしていって4081校の頂点に立った。それは、チャンスをモノにするだけのことをしてきたからこそできたのです。
佐賀北の百崎監督は、常々、選手たちに「スタンドの人たち、周りの人たち、みんなに応援してもらえるようなプレーをしよう、そういう選手になろう、そういうチームになろう!」と話してきたそうです。みんなが応援したくなるようなチーム。ひた向きなプレー、一生懸命なプレー、あきらめないプレー、礼儀正しさ、全力疾走、いろいろあるでしょう。それを実戦してきた佐賀北の選手たちは、甲子園でもスタンドの人たちに「応援したい」と思わせるプレー、試合を連発しました。「流れ」を変えるだけの力がある、あの巨大な「甲子園のスタンド」を味方につけたということ、それも、頂点に上り詰められた要因だったかもしれません。
もちろん、帝京の選手たちも、決勝で敗れた広陵の選手たちもスタンドを魅了するプレーをたくさん見せてくれました。でも、ほんのちょっとの差で佐賀北には及ばなかったのかもしれません。微妙な判定もあったけど、敗れた帝京ナイン、広陵ナイン、、、、、みんな、今、1ステージ上で頑張っています。あの夏の負けを胸の奥にしまい込んで、時々、あんときこうだったな、なんて思い出しながら、でも、1球を、今までより大事にする野球をしています。昨夏は、私もいろいろ思っていろいろ書いたけど、私ら外野よりも、当事者の選手たちの方が、先に前に進んでいるのかもしれません。
そんなこんな、いろいろ感じながら取材した、「佐賀北×帝京」の13イニング大解剖、10ページにわたって掲載していますので、ぜひご覧ください!
コンテンツを紹介する前に、力入って、だいぶ書いてしまいましたっっ (^。^;)
私が担当したのは上記の3つですが、他にも巻頭にドラフト候補131名紹介や55地区別の有望選手なども必見です!! その他、読み応えあるものもいっぱい! 私も今日、熟読しちゃいましたっっ(^_^)
では、以下「野球小僧の公式HP」から抜粋した「高校野球小僧」2008夏号の紹介とコンテンツです!
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6月20日に『高校野球小僧』第3弾が発売
ついに登場! 『高校野球小僧』第3弾
14日に沖縄で地方大会が開幕し、いよいよ夏の高校野球の火ぶたが切って落とされました。高校野球の季節となれば『野球小僧』にとっては、昨年の今頃初刊行した『高校野球小僧』の季節でもあります。 センバツ前に刊行した第2弾も大好評。今回はなんのためらいもなく第3弾の発売が決定致しました。 そして、いよいよ今週の金曜日! 6月20日には本屋さんにその姿が並びます。
以下に目次をご紹介しておきます。発売までの数日間、高校球児の汗の代りに、どうかよだれをダラダラ落としながらお待ち下さい。
※『野球小僧』は全国有名書店で取り扱っています。もしない場合は、書店で注文するか、白夜書房のHP(http://www.byakuya-shobo.co.jp/)で購入できます。
【地区別】ドラフト候補選手名鑑《131名》
~門外不出! 注目選手の球種レベル&5ツールを大公開!
全国55地区別有望選手【完全保存版】 夏の高校野球の歩き方2008
地方大会で要チェックの逸材800名以上を掲載!
北北海道/南北海道/青森/岩手/秋田/山形/宮城/福島/茨城/栃木/群馬/北埼玉/南埼玉/東千葉/西千葉/東東京/西東京/北神奈川/南神奈川/山梨/長野/新潟/富山/石川/福井/静岡/東愛知/西愛知/岐阜/三重/滋賀/京都/北大阪/南大阪/東兵庫/西兵庫/奈良/和歌山/
岡山/広島/鳥取/島根/山口/香川/徳島/愛媛/高知/福岡/佐賀/長崎/熊本/大分/宮崎/鹿児島/沖縄
流しのブルペンキャッチャーが見た 春の高校野球
この春、流しの心を揺さぶった選手たち 安倍昌彦
『高校野球小僧』が独断で選定 夏の甲子園 出場悲願校マップ2008
~今年こそ成就してほしい甲子園未出場校
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10年前の名勝負をプレーバック!
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甲子園在住ライター ハリケンの 甲子園界隈 グルメマップ
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高校野球はスタンドにも見どころ満載! アルプスのブラバン大研究
名門・帝京高校吹奏楽部の応援ノウハウ
編集部選出 伝説の“大番狂わせ”徹底分析
~大本命を狂わせた奇跡の内側をえぐります!
【甲子園の大番狂わせ①】1983年甲子園準決勝――PL学園×池田①
甲子園の申し子独占インタビュー 桑田真澄
今だから振り返ることができる、池田戦と高校3年間
【甲子園の大番狂わせ①】1983年甲子園準決勝――PL学園×池田②
“阿波の金太郎”参上! 水野雄仁
番狂わせを起こし、起こされた夏の甲子園
【甲子園の大番狂わせ②】1988年甲子園――浦和市立
普通の野球部が起こした「さわやか旋風」
昭和最後の甲子園に起きた番狂わせの連続!
【甲子園の大番狂わせ③】2007年甲子園準々決勝――佐賀北×帝京
「がばい旋風」に揺れた死闘
百崎敏克(佐賀北監督)、井手和馬(亜細亜大)、前田三夫(帝京監督)、中村晃(ソフトバンク)
【地方大会の大番狂わせ①】2007年大阪府大会決勝――金光大阪×大阪桐蔭
大阪桐蔭へ4度目の挑戦
中田翔の甲子園行きを阻止した金光大阪の夏
【地方大会の大番狂わせ②】2003年神奈川県大会決勝――横浜商大高×横浜
打倒・横浜 勝利へのヒットエンドラン
成瀬善久、涌井秀章擁するセンバツ準V校を撃破
【地方大会の大番狂わせ③】2001年和歌山県大会1回戦――和歌山工×智辯和歌山
智辯和歌山が1回戦負けした日
和歌山球史に残る歴史的一戦の裏側
【甲子園の大番狂わせ④】1949年甲子園――湘南
終戦直後の大番狂わせ
佐々木信也が回顧する59年前の奇跡の夏
梅田英実の女子マネ万歳!
野球を浴び続ける元マネージャーが 見る・聞く・話す野球 〈第2回〉
以上!
本屋さんで買ってその足で練習帰りの長男を迎えに行ったら、車の中で読み出して・・・。お母さんのだよ~。
かおりさん、息子さんから返してもらえました??o(^ヮ^)o 一花さん、ブログみましたが、桑田さんインタビューをどこで紹介されてるのかわからなかったっす(^^;;) 中学野球小僧も数年後のドラフト候補など載せてますんで、ぜひみてみてください~