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ママ記者瀬川の野球少年+熱血監督追っかけ日誌
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野球とは本当にわからないものです、絶対という言葉はないんだと思いました。春の選抜甲子園でベスト4入りした東洋大姫路が、まさかまさかの初戦敗退。4対0で北条高校に完封負けを喫したという情報が夕方入ってきましたっ いやーびっくりしたっっ(≧ε≦)

先発が佐藤翔太くん(兵庫飾磨クラブ・ヤングリーグ卒)じゃないのかと思ったら、佐藤くんでした。5回にパスボールだかで1点取られて、8回にも痛打されて3失点したそうです。プロ注目投手の夏は、たった1試合で終わってしまいました。この結果を聞いて、優勝候補と言われる全国の強豪校の選手たちも、ぐっと気が引き締まったことでしょう。

私の母校、、、、福島県立磐城女子高校、通称・磐女(ばんじょ)は、数年前に共学となり、名前が磐城桜が丘高校になっています。私たちのときは、当然ながら野球部がなかったので、隣りの男子校である磐城高校、通称・磐高(昔はばんこう、最近はいわこう)の野球部をみんなで応援してました。卒業後も磐高が我が母校のような感じでずっと応援してきましたが、数年前からは突然、我が母校も予選に出場しているのは不思議な感じ。

前置き長くなりましたが、その磐城桜が丘が今日、早くも同じいわき市にある磐城農業高校(通称、ばんのう)に敗れましたっっ でも、そんなに悔しくないのは、やっぱ我が母校っていう感覚が薄いからかなf^_^;  

これからの福島県大会は、勝手に我が母校と思い込でいる磐城高校、一度練習におじゃましているいわき総合高校(もと内郷高校)、実家のすぐ近くにあってやはり練習おじゃましている平工業、友だちの清水くんが監督をしている湯本高校、そして、シニア時代から知ってる選手くんが多い学法石川を応援! また、春の福島県大会で取材させてもらった郡山商業、帝京安積などの戦いに注目していきたいです!!! やっぱり聖光学院が強いんだろうけどなぁ。。。。(^_^;
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今年はオリンピックがある関係でで、各都道府県とも甲子園予選が始まるのが早いです!! 今週土曜日が開会式ってところも多いですね!!

そんな中、今日は開幕前の高校の監督さんたちの決起会にお呼ばれでしたっっ!! 月曜は野球部の練習が休みのところも多く、試験中や試験前ってこともあり、予選前の最後の休み(早く終わる)ってこともありっ 今朝飛び込んできた茨城の某私立高校の「落書き→解任?」の話題から、関西の某古豪の不祥事の処分の話し、某強豪高校の信じられないしきたりに規則、今時の保護者、選手の話しなどなど。話しは尽きることなく終電の時間まで盛り上がりましたっっ

いや~~ いろいろあるぞ高校野球! どうなってんだ高校野球! それでもやっぱり高校野球! って感じですね~(;^_^A 現場の話しにはびっくりすることも多々あり、笑っちゃうこともあれば、呆れることも、、、、「青春の1ページ」の裏側の「青春の3ページ目」ぐらいの話しには毎度、目をぱちくりさせられます(;^_^A 

そのへんは、またおいおい。。。。 f^_^;

そうそう、今日の午前中で今月分(6月)の原稿、ようやく書き上げました!! 明日からはしばらく締め切りに追われない済む! かなっっ(;^_^A  といっても、すでにさっそく次の号の原稿が数本。。。高校野球の予選もあちこち見に行きたいし、7月はまたまた過酷な月となりそーですっっ(゜~゜;) 

コメント&メール入れてくださってる方、ありがとうございます! 返信できていない方、ごめんなさいです。読んでますのでお許しを。。。

では、おやすみなさーい!!

おはようございます! 今日は雨は降ってないですねっっ
1週間の始まり、朝っぱらからびっくりなニュースが入ってきましたっ

世界遺産への大学生などの落書きがこのところニュースになっていますが、今回、茨城の強豪高校の野球部監督(30)がイタリア・フィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂に書いた落書きが見つかったと。

最初に聞いたときは、本人じゃなくて、その高校の生徒なんかが監督(先生)の名前書いちゃったんじゃないの? なんて思ったのですが、その監督本人も認めているそうです。。。数年前に新婚旅行に行ったときに、奥さんとハートマークで名前を囲み書いたと。

落書きはいけないことです。世界遺産だからダメだとか、そのへんだったらいいだとかじゃなくて、落書きはいけないことです。でも、みんなが書いてるから大丈夫だろう、記念に書いちゃえ!という軽いノリでみんな書いていくのでしょう。ちなみに、私はそういうところでは小心者なので落書きしたことはありません。逆にそういうのを見て、誰だこんなところに書いてるアホは、、、どんな人が書いてるんだよ、知ってる人やってないか、ってじっと見ていく方かなっ

今、書いたように、絶対にいけないことだけど、びっくりなのはその後の話し。今朝の情報番組では茨城県の高野連の人が出てきて、「本人と連絡がとれないのでわからない。日本高野連の指示を待つ」と、、、、。ん? 日本高野連の指示を待つ、ですって?? なんで高野連が出てくんの? 野球の話しじゃないでしょ? 監督本人のことでしょ?? 

さらに、別の情報では、すでに高野連の判断を待つ前に、学校側が、その監督を昨日だか一昨日だかの時点で「解任」しているというのです。それは定かなのかわかりませんが、そんなことってあるのでしょうか?? 高野連から裁定が降りる前に、学校側が先に手を打ったってことでしょうか? 落書きはいけないことですが、それで「解任」にまでするべきなんでしょうか、選手(生徒)を指導する立ち場にある者だから、許されないってことなんでしょうか。

さすがの高野連も、監督のこの行為で、この高校を、間もなく始まる今夏の甲子園予選に出場するな、なんて言うわけはないでしょう。高野連がこの問題で出てくる意味もわかりませんが、処分を出すにしても厳重注意ぐらいでしょう。もし、学校側が本当に解任していたら、、、、そっちの方が信じられない!! 残された選手たちはどうなるんでしょう!?

それと、一生懸命やっている高校の指導者はたくさんいるのに、こういう行為で高校野球部の監督のイメージが悪くなるんだったら、腹が立ちます。この落書きはほんの軽い気持ちでやったのだと思うけど、一人の軽率な行動が、同じ職業の人、みんなに迷惑をかけるってことも考えてほしいです。高校野球の監督さん、すばらしい人たっくさんいます!!

さて、今週も1週間、雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ、夏ノ暑サニモ負ケズ、頑張っていきましょう!!

今日は岐阜の中京高校の練習におじゃましてきました!
今は帰りの電車。新幹線の中ではばっちり仕事し、今は品川から新宿を経由し、京王線の電車の中。急行から各駅停車に乗り換え、ようやく座れました~(≧ε≦)  足が棒だっっ

中京高校、岐阜ですから遠いのかな、と思っていたら、名古屋駅から中央本線で1本! とても行きやすかったです! 瑞浪駅からもそんなに遠くなく、でも歩いては無理なのでタクシー。最後、え?ここあがるの?って感じのすっごい急な坂道を上っていくんですが、あまりにも急でタクシーが後ろにひっくり返りそうな感じがしたっっ(^。^;)

※ 自宅最寄り駅着いたので中断ですっっ!(;^_^A 

:::::::::::::::::::::::::::::::

再び開始!

中京のグラウンドに着き、どこから入るのかなぁとキョロキョロしていたら、ちょうど通りかかった選手くんが、「こちらです!」といって案内してくれました。「こっちです」と教えてくれるだけなのかと思ったら、ちゃんとついてきてくれて、なんとまぁ優しい!!☆(゜▽゜)☆

レフトのポールの当たりからグラウンドに入ると、グラウンド整備をしていた選手たちが一斉にこっちをみて、直立不動状態となり、「こんちは!」と挨拶してくれましたっっ その挨拶後、礼を5秒ぐらい。。。。ずーっと頭を下げられていて、ママ記者、超~恐縮っっ 頭が上がった後に、私も元気に「こんにちは!」とごあいさつっ

いやいや、突然の客をきちんと案内できる選手、誰だか分からないだろう突然の訪問者にあんなにしっかり挨拶してくれる選手たち、この高校は何か違うぞぉぉ~。

あちこち高校を歩いていると様々で、グラウンドに行って、どこから入るんだろーとウロウロしてるとき、そのへんを選手が通っても、どこから入るか教えてくれない高校もあるし! グラウンドに入っていっても、「誰だあれ?」って感じで、チラチラ見てるだけで挨拶などしてこない高校もあるし(私に挨拶してくれと言ってるわけじゃないんですよっっ(^。^;)) でも、やはりそのへんができてる高校とできてない高校はハッキリ分かれますねっっ

今、ちょっと思い出しましたが、以前、東海大相模高校に行ったとき、雨でグラウンドで練習してなくて、どこでやってるのか分からず、監督に電話しても出なくて、あーどうしよう~ 時間がどんどん過ぎていくっっ(+_+)と困っていたとき、助けてくれたのは、現東海大1年の菅野智之投手。

小雨の中、ランニング中だったのですが、それを中断して案内してくれました。菅野くんのお父さんとは何度かご一緒させていただいてますが、とてもカッコよくて、ってそんなことはいいんですけど(;^_^A とても立派な考えをお持ちで素敵だな、と思える方。お母さんも巨人の原辰徳監督の妹さんですが、そんなところは見せない気さくで素敵な方。智之くんもさすがそんなお2人の子供だなぁ、相模の指導もいいのだろうなぁ、などなど思いながら、菅野くんが案内してくれたことに感謝したものです。

話はずれましたが、中京はそういう点でも過去の高校の中でもかなりランク上です!!

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▲案内されて三塁側のベンチ近くまでいくと、選手たちが集まって3列ぐらいになり、どなたかスーツを着た大人の方の話を聞き始めました。もう一人の方から紙が配られ、前に立っている方はその紙に書いてあるものを読んだあと、お話しをされています。

後から、その紙をいただいたので、紹介します!!

::::::::::::::::::::::::::::::::::::

打つ手は無限 
滝口長太郎 神渡良平 書

すばらしい名画よりも
とてもすてきな宝石よりも
もっともっと大切なものを
私は持っている

どんな時でも
どんな苦しい場合でも
愚痴を言わない
参ったと泣きごとを言わない

何か方法はないだろうか
何か方法はあるはずだ
周囲を見回してみよう

いろんな角度から眺めてみよう
人の知恵も借りてみよう
必ず何とかなるものである

なぜなら打つ手は常に
無限であるからだ

::::::::::::::::::::::::::::::::

というものです。
打つ手は無限。。。。もし、夏の大会で、劣性に追い込まれたとしても、全員があきらめない限り、打つ手は無限にある。最後の最後まで可能性はあるんだ、というお話しをされていました。私も聞き入ってしまい、そうだそうだ!とうなずいてしまいました。

話が終わると、お話しをされていた方は、私の前を通り、笑顔で会釈をし、歩いていってしまいました。で、後から聞いたら、中京高校の校長先生だってっっ!! 超若い! 40代ですかねっっ 林勇人校長! 森校長先生は、毎週1回、野球部や陸上部を訪問し、こうして「校長訓話」をしているのだそうです。心の話ですね。

あとから選手に聞いたら、毎回ためになる話で、モチベーションも高くなってやる気も出てくるとか。林校長先生、すばらしいっっ さっき、中京高校のHPをみてみたら、学校全体でこのようなことに取り組んでいるんですね~ 勉強の成績をあげることもいいことだけど、心の教育をして心の成績をあげること、いいことです!

こんな取り組みをしているからこそ、こんな訓話を毎週聞いているからこそ、ここの選手たちは気が利くし、意欲的で、元気で、意味のあるいい声が出ているんですねっ(^_^)

その後、バックネット裏の監督室にて小嶋監督さんとお話しした後、今日の目的である1年生主砲・広瀬直人くんの取材でーす! 覚えてますか?? 昨夏のジャイアンツカップ優勝チーム、ジュニアホークスの4番。ジャイアンツカップ決勝戦、1対0で負けている場面、最終回2アウトからライトスタンドに同点ホームランを打った怪物くん! 右バッターがライトスタンドのあそこまで運ぶなんてっっ と目を疑いましたが、それができるのが広瀬くん。

高校に入ってからもやっぱりすごくて、すでに大活躍していますっっ どんぐらい活躍してるかなど、詳しくは雑誌掲載のため、、、、、すんません・・・・(∋_∈) 

広瀬くんがいたジュニホは、一昨年から昨年にかけて何度も何度も取材してるけど、最後に会ったのは、今年1月?? その後も行ったっけ?(^。^;)  中学時代は、真ん丸のぱちぱちだった顔はとっても引き締まって、いい男になってましたo(^ヮ^)o 「カッコよくなったね~」と、思いっきり冷やかしてきた(*≧∇≦)b 

取材中、同室で女子マネちゃん2人がいたのですが、「広瀬くんって雑誌に載っちゃうぐらいスゴイ選手なんですか~??☆(゜▽゜)☆」って目をぱちくりさせ、一人の女子マネちゃんは、取材後、広瀬くんと並んで写メ撮ってましたo(^ヮ^)o 将来、価値が出るかも??(≡^∇^≡)

広瀬くんに取材後、女子マネちゃんの一人から、取材を受けちゃいました(^。^;) 「私もそういう仕事がしたいんです! どうしたらなれるんですか!!」 おぉぉぉ~ きたきたきたっっ 超よくある質問っ(;^_^A  ここのブログのメールの方もそうですが、この質問、しょっちゅうされますっ 

「こうしたら絶対なれるっていうものでもないから、よく分からないんだけど、私はなりたいな、と思っていたらなってたんだよね(^。^;)」って回答になってるのかなってないのかな回答。私もそうだけど、大学出て、新聞社入って、そこから独立してっていうパターンが多いかなぁ。その他、あれこれ参考になるか分からないけどアドバイス(^^;;) 

さっきの「校長訓話」じゃないけど、「打つ手は無限」だから、「私はこれになる、これになれる、なるにはどうしたらいいか、これがいいか、これをやってみよう、次はこれだ!」って感じで、あれこれやってみたらいいんですよね! 女子マネちゃんには、今できることとして、まず、自分の高校の練習や試合を見て、感じたことなどを日々書き留めておくことを勧めました。そういうものは、将来の自分への財産になります(^^)

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▲大会前ということで練習の合間にお守りを作る女子マネちゃんたち、バットとボールでこんなお守りができあありました! ボールには「絆(きずな)」の文字。カワイイね(^O^)/

その後は、グラウンドに出てノックを近くで見ました。みんな、熱いです! 

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▲必死になって白球を追いかける。いい光景です。

泥だらけになって、ユニホームが真っ黒になって、あぁ 選手くんたち、今日も洗濯、大変だろうなぁ、、、、超落ちる洗剤、ポール知ってるかなぁ、、、なーんては考えなかったけど、熱い熱いノックに私も引き込まれました。

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▲最後、ノッカーを呼ぶ野手

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▲ノック中、裏の山の坂を黙々と走るのはピッチャー陣。頑張ってます!! (写真、見えるかな??)


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▲ノック終了! お疲れさま!

その後はバッティング。広瀬くんのバッティングシーンの写真を撮るので暗くなる前の1番最初に打ってくてました。写真を撮るときも、やはり一人の選手くんがカメラを構える私の前に立ってくれて、やっさしぃ~(≧ε≦) 

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▲その時撮った、広瀬くんのバッティングです! 相変わらずパワーがスゴイ! さく越え2発!

最後にピッチングを見て終了。3年生の中井健太くん、サイドの加藤侑己くん、2年生の滝川納槻投手もいいけれど、1年生にいいピッチャーいましたね!!安江嘉純くん。アウトローにバチっと決まったときは、思わず拍手!! これからの成長が頼もしいです!!

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▲こちらはブルペンでのピッチング!

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▲夕日をバックに、練習はまだまだ続きます!

ピッチングを見学後、そろそろ帰ろうかな、と歩いていたら、後ろから「こんちは!」と挨拶にきてくれた選手、広瀬くんと同じ、ジュニアホークスからきた外子浦恭平くんです! そうです、ジャイアンツカップ決勝戦でも先発して7回までを投げて、最後、広瀬くんが同点ホームランを打ったのを見て、号泣してしまった、あの泣き虫王子ですっっ 練習中だったのであんまり話はできなかったけど、そうやって追いかけてきてくれて挨拶してくれるなんて、感激です!!

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あぁ、もっと中京話し書きたいところですが、眠気の限界にきたので寝ますっっzzz...

いよいよです! 「高校野球小僧」2008年夏号は今日、6月20日に発売になります!!
今、20日になって2分、0時をちょっと回ったところなので、、、、本屋さんが開店になるのは10時ぐらい? だったら10時間後ぐらいには店頭に並ぶのですねっっ ワクワクです!!

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「野球小僧」は、毎号、私なりにそれぞれ思い入れがあるのですが、今回は、今までの中でも、1番の「思い入れ号」になりました。私のもとには一足早く、今日手元に届きましたが、今晩は抱っこして寝ようかしら(〃∇〃)って感じ。本当に抱っこしたら朝起きたらボロボロになってしまいそうですが、それでもやっぱり抱っこして寝ようかなっっ

というのも、まず、今回は「桑田さんにPL学園時代のインタビューをする!」という大きな大きなチャレンジをし、本当にやりとげることができました。前にも書きましたが、無謀とも思えた「桑田さんの単独インタビュー」。でも、「絶対できる」と信じてアタック。桑田さんは快諾してくださいました。桑田さんの事務所の方、桑田さんが会長を務める麻生ジャイアンツの関谷総監督、ほか、桑田さんを支える方々もいい人ばかり。素敵な人の周りには素敵な人が集まるのだな、と感じました。

桑田さんはとてもソフトな方。あれだけの大スターでありながら、こちら側への気配りも忘れない方。こちらの方が恐縮してしまいます。いろいろと印象に残る言葉、お話しはたっくさんありましたが、一つあげるとしたら、中学、高校への指導者の方へくれたメッセージ、「人間は機械じゃないんだから、練習をしすぎたら壊れますよ。僕も疲れたときには体をしっかり休めていました。やりすぎはよくない。それを少年野球、高校野球の指導者に方にもわかってほしいです」というもの。

そこにしっかり気づいて練習時間を短くしている高校が結構あります。千葉経済大付や帝京、横浜なども全体練習の時間、短いですよね。その後、自主練習などはありますが、全体練習は短くして、足りないと思う部分は自分でやる、、、。この3校はこの方法で成功しているといういか、しっかりいい成績出してますよね! 今春の東京六大学野球でリーグ優勝した明治大学もそうですね。全体練習は短く、足りない部分は自主的に、、、その自主的に考えてやるところに「成長」があるんですよね!

逆に、量をやれば安心、量をやらないと気が済まない、という中学、高校もあります。ある程度の量は必要だけど、桑田さんがおっしゃるように「やりすぎたら機械じゃないんだから壊れます」 

休息も練習と同じぐらい大事。練習、休息、そして体作りのための食事、この3点セットをバランスよく、そして、そこに「心」がプラスされればきっといい選手、いいチームになると思うんだけどな。「練習」だけが飛び抜いていたり、「休息」だけが飛び抜けていたりすると、バランスが悪くて、成功はしにくい。そんなふうに普段から思っていたのですが、桑田さんのお話しで、改めてそれがいいんだ、と、実感しました。

水野雄仁さんに池田高校時代の話しを聞けたのも有り難かったです。水野さんは本当に気さくで話しやすく、こちらに緊張をさせない人というか、なんだか、話を聞いているうちに、ずっと前から友だちだったような気分になってきましたっっ 高校時代はかなりのヤンチャだったと池田高校時代のチームメイトや、対戦した人たちに聞いていましたが、それも含めて水野さんのいいところですね! 今も少年みたいな人でした!

そして、昨夏の甲子園、「佐賀北対帝京」の延長13回を1イニングごとに振り返る、という壮大な企画にも挑戦させていただきました。佐賀北の百崎敏克監督を取材するべく佐賀に行ったのを皮切りに、帝京のキャプテンだった現ソフトバンクの中村晃選手を取材しに福岡へ。続いて、帝京の前田三夫監督を取材に東京・十条の帝京グラウンドを訪ね、最後は佐賀北のショートで、その帝京戦でもサヨナラ打を打つなど大活躍だった井手一馬選手を取材しに亜細亜大キャンパスへ。。。。

それぞれに、試合前から始まり、1回表、1回裏、2回表、2回裏。。。。。。とずーーーっと話を聞いていったので、取材3人目の前田監督のころには、もう試合の内容を全部覚えてしまったほどっっ(^。^;) スコアブックを見なくても、どこで誰が何球目に何をしたか言えてしまうぐらいになりました。

いろいろと突き詰めていくと、試合中、監督ってどんなことを考えているんだろう、守ってる選手ってどんなこと考えているんだろう、ああいう場面で打席に入る選手って何を考えているんだろうっていうことが、本当によくわかって、私も一プレイヤーとして、あの試合に出ていたような気にさえなりました。

やっぱり甲子園ってスゴイところなんだな、と、改めて感じたし、あの大観衆の中で試合をするのって気持ちいいんだろうなっていうのも、ひしひしと伝わってきました。監督も、あの中で指揮をとれるのって、やっぱり感動なんだろうな。でも、監督が動いて(スクイズ、盗塁、エンドラン、投手交代、代打など)、その作戦が決まればいいけど、決まらなかったとき、監督はベンチの中で、冷静そうな顔をして、「自分のせいだ(≧ε≦) 試合後、記者に攻められる(≧ε≦) 」って思ったりするんだなって。とにかく、試合中に何を考えているかを細かく聞けば聞くほどいろいろなことが見えてきて、おもしろいですね!

そして、今回のこの「佐賀北×帝京」の試合を通じて感じたこと。。。。。昨夏の甲子園で佐賀北が優勝したときは、正直、フロックだと思っていました。でも、百崎監督の話、井手くんの話はもちろん、相手の前田監督、中村くんの話、その他、関係者の話を聞いていくうちに、佐賀北の優勝は「偶然」ではなく「必然」だったのかもしれない、と思うようになりました。佐賀北には勝ち抜ける要素がありました。優勝できる要素が全くなかったわけではないのです。少ないチャンスを全部ものにしていって4081校の頂点に立った。それは、チャンスをモノにするだけのことをしてきたからこそできたのです。

佐賀北の百崎監督は、常々、選手たちに「スタンドの人たち、周りの人たち、みんなに応援してもらえるようなプレーをしよう、そういう選手になろう、そういうチームになろう!」と話してきたそうです。みんなが応援したくなるようなチーム。ひた向きなプレー、一生懸命なプレー、あきらめないプレー、礼儀正しさ、全力疾走、いろいろあるでしょう。それを実戦してきた佐賀北の選手たちは、甲子園でもスタンドの人たちに「応援したい」と思わせるプレー、試合を連発しました。「流れ」を変えるだけの力がある、あの巨大な「甲子園のスタンド」を味方につけたということ、それも、頂点に上り詰められた要因だったかもしれません。

もちろん、帝京の選手たちも、決勝で敗れた広陵の選手たちもスタンドを魅了するプレーをたくさん見せてくれました。でも、ほんのちょっとの差で佐賀北には及ばなかったのかもしれません。微妙な判定もあったけど、敗れた帝京ナイン、広陵ナイン、、、、、みんな、今、1ステージ上で頑張っています。あの夏の負けを胸の奥にしまい込んで、時々、あんときこうだったな、なんて思い出しながら、でも、1球を、今までより大事にする野球をしています。昨夏は、私もいろいろ思っていろいろ書いたけど、私ら外野よりも、当事者の選手たちの方が、先に前に進んでいるのかもしれません。

そんなこんな、いろいろ感じながら取材した、「佐賀北×帝京」の13イニング大解剖、10ページにわたって掲載していますので、ぜひご覧ください! 

コンテンツを紹介する前に、力入って、だいぶ書いてしまいましたっっ (^。^;)
私が担当したのは上記の3つですが、他にも巻頭にドラフト候補131名紹介や55地区別の有望選手なども必見です!! その他、読み応えあるものもいっぱい! 私も今日、熟読しちゃいましたっっ(^_^)

では、以下「野球小僧の公式HP」から抜粋した「高校野球小僧」2008夏号の紹介とコンテンツです!

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6月20日に『高校野球小僧』第3弾が発売 
ついに登場! 『高校野球小僧』第3弾

 14日に沖縄で地方大会が開幕し、いよいよ夏の高校野球の火ぶたが切って落とされました。高校野球の季節となれば『野球小僧』にとっては、昨年の今頃初刊行した『高校野球小僧』の季節でもあります。 センバツ前に刊行した第2弾も大好評。今回はなんのためらいもなく第3弾の発売が決定致しました。 そして、いよいよ今週の金曜日! 6月20日には本屋さんにその姿が並びます。

 以下に目次をご紹介しておきます。発売までの数日間、高校球児の汗の代りに、どうかよだれをダラダラ落としながらお待ち下さい。

※『野球小僧』は全国有名書店で取り扱っています。もしない場合は、書店で注文するか、白夜書房のHP(http://www.byakuya-shobo.co.jp/)で購入できます。      

【地区別】ドラフト候補選手名鑑《131名》
 ~門外不出! 注目選手の球種レベル&5ツールを大公開!     

全国55地区別有望選手【完全保存版】 夏の高校野球の歩き方2008
地方大会で要チェックの逸材800名以上を掲載!

北北海道/南北海道/青森/岩手/秋田/山形/宮城/福島/茨城/栃木/群馬/北埼玉/南埼玉/東千葉/西千葉/東東京/西東京/北神奈川/南神奈川/山梨/長野/新潟/富山/石川/福井/静岡/東愛知/西愛知/岐阜/三重/滋賀/京都/北大阪/南大阪/東兵庫/西兵庫/奈良/和歌山/
岡山/広島/鳥取/島根/山口/香川/徳島/愛媛/高知/福岡/佐賀/長崎/熊本/大分/宮崎/鹿児島/沖縄     

流しのブルペンキャッチャーが見た 春の高校野球
 この春、流しの心を揺さぶった選手たち  安倍昌彦

『高校野球小僧』が独断で選定 夏の甲子園 出場悲願校マップ2008
 ~今年こそ成就してほしい甲子園未出場校

記念大会には好素材が集まる! 松坂世代 伝説の甲子園対決
 10年前の名勝負をプレーバック!

逸材の宝庫・神奈川だからできた夢の企画! 神奈川オールスター架空実況中継
 総勢10名の豪華解説陣が有望株を語り尽くす!  久保弘毅

高校野球観戦のプロフェッショナル!? 予選決勝を巡礼する男
 全国49地区踏破を目指す、ある会社員の旅

甲子園在住ライター ハリケンの 甲子園界隈 グルメマップ
 観戦後の空腹を満たすお店一挙30店紹介!

高校野球はスタンドにも見どころ満載! アルプスのブラバン大研究
 名門・帝京高校吹奏楽部の応援ノウハウ  

編集部選出 伝説の“大番狂わせ”徹底分析
 ~大本命を狂わせた奇跡の内側をえぐります!

【甲子園の大番狂わせ①】1983年甲子園準決勝――PL学園×池田①
 甲子園の申し子独占インタビュー  桑田真澄
  今だから振り返ることができる、池田戦と高校3年間

【甲子園の大番狂わせ①】1983年甲子園準決勝――PL学園×池田②
 “阿波の金太郎”参上!  水野雄仁
  番狂わせを起こし、起こされた夏の甲子園

【甲子園の大番狂わせ②】1988年甲子園――浦和市立
 普通の野球部が起こした「さわやか旋風」
  昭和最後の甲子園に起きた番狂わせの連続!

【甲子園の大番狂わせ③】2007年甲子園準々決勝――佐賀北×帝京
 「がばい旋風」に揺れた死闘
  百崎敏克(佐賀北監督)、井手和馬(亜細亜大)、前田三夫(帝京監督)、中村晃(ソフトバンク)

【地方大会の大番狂わせ①】2007年大阪府大会決勝――金光大阪×大阪桐蔭
 大阪桐蔭へ4度目の挑戦
  中田翔の甲子園行きを阻止した金光大阪の夏

【地方大会の大番狂わせ②】2003年神奈川県大会決勝――横浜商大高×横浜
 打倒・横浜 勝利へのヒットエンドラン
  成瀬善久、涌井秀章擁するセンバツ準V校を撃破

【地方大会の大番狂わせ③】2001年和歌山県大会1回戦――和歌山工×智辯和歌山
 智辯和歌山が1回戦負けした日
  和歌山球史に残る歴史的一戦の裏側

【甲子園の大番狂わせ④】1949年甲子園――湘南
 終戦直後の大番狂わせ
  佐々木信也が回顧する59年前の奇跡の夏

梅田英実の女子マネ万歳!
 野球を浴び続ける元マネージャーが 見る・聞く・話す野球 〈第2回〉

以上!

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