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今日はヤングリーグの全国大会を見に兵庫県の淡路島に行ってきました! 行ってきて、もう帰ってます(^^;;) 東京から日帰りする距離じゃないんですが、でも日帰りしてます(;^_^A なかなかハードでヘトヘトですっ
一昨日の木曜日に児童支援施設の野球大会をみに、あと、郡山シニアの吉田監督の取材で奈良県まできたので、私が子ナシの独身だったら…木曜夜は奈良に泊まり、翌日の金曜日(昨日)もその大会の準決勝&決勝をみて、そのまま淡路島入りして~ってこともできるのでしょうけど、私には大事な子供がおりますんで~(≧ε≦o) なので、この3日で関西二度往復でっせ~σ(゜∀゜*) はははっ
できることなら…夜行バスで昨晩のうちに東京を出たかったのですが…夜も一緒に寝てあげるのも大事かな~なんて(^^;;) 小僧&女神が布団に入った後に、抱きしめギュ~☆は生まれたときからずーーっとやってるけど、このところは、抱きしめギュ~☆の後に、小僧の足裏マッサージをやるようになっちゃって(;^_^A
もう16~7年ぐらい前? イチロー選手が鈴木一朗からイチローに名前を変えて1軍でブレークし始めたとき、どこのマスコミより早く(?)チチローに取材した私(^。^;) チチローさんの仕事が自営業なので3時ごろには仕事を終えて、それから父子で野球の練習をずっとしていたという話、空港バッティングセンターで小学生のときからずっと打ち込んできた話…などいろんな父子エピソードを聞きました。
さらに、「その他に何か毎日されていたことはありますか?」ってチチローさんに聞いたら、「毎晩、イチローが寝るまで足の裏をマッサージしてましたよ」って教えてくれました。「いつごろからですか?」に「小学3年生か4年生ぐらいからだったかな」と。「親子のスキンシップにもなるし、一日の疲れもとれるしいいんですよ!」ってチチローさん。
「確かに! それはいい! 私も息子ができたらやってあげよ~」なんて思ってからもう長い年月が流れ、小僧が5年生になってから、それをやり始めました(*^。^*) 私が仕事で遅くなったときはできないけど、それ以外は毎日やっていますっ なので…それもあるので、昨晩は夜行バスで出発できず(^^;;) 今朝、小僧&女神の弁当を作ってから出てきました!
※あ~すみませんっ 続きはもうちょいまってくださいっ!!
前置き長すぎて本文全然書けてないっ☆(゜▽゜)☆
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江戸着!
行きは新幹線で新神戸まで行ってそこからバスで淡路島~でしたが、帰りは淡路島から三宮までバスは一緒で、そこから神戸空港へ移動し、飛行機で帰ってきました!
飛行機、スカイマークだと10,800万円で神戸から帰ってこれて新幹線より4,000円ぐらいも安いでーす! 本当は往路も飛行機で行きたかったのですが、スカイマークの空きがなかった(≧ε≦) スカイマーク以外の飛行機は高くて乗れないので…残念でしたっ(-.-)
それにしても飛行機、大ユレで怖かった~(≧ε≦) 落ちちゃうんじゃないかってぐらい揺れてましたっ が、気にしない気にしないで1時間15分ずっと読書でした(*^^*) 今日は行きの新幹線もバスも帰りのバスもずっと読書。小説1冊読み終わり、2冊目突入です(^^)
あ、早くヤングリーグの話を書けって感じですよね~ 失礼しました(^。^;)
ヤングリーグの全国大会は先週の土曜日(3日)に開幕しました。例年は梅雨明けごろ、夏休みに入ってすぐぐらいの時期に行われていたのですが、ジャイアンツカップ予選も兼ねているため、7月下旬までジャイアンツカップへの出場チームが決まらないのは困る…と主催者から突っつかれていたようで…(-.-) それで今年から開催が早まりましたー。でも、この時期だと今度は梅雨時に当たってしまい、現場は大変そうでした。
甲子園だって7月28日や29日に出場チームが決まって8月6日や7日からの開幕に間に合うのだから、中学野球だって、7月23、24日ぐらいに出場チームが決定すれば8月中旬から始まるジャイアンツカップに何の問題もないと思うんですが…
このジャイアンツカップという大会に関しては主催者側の事情が優先になって、現場の中学硬式連盟自体や、一番主役の選手、そして指導者たちが振り回されてしまっているということが気になります。。。
で、3日午後に行われた開会式は、あいにくの雨でスカイマークスタジアムのスタンドでやったそうですっ 4日の日曜日には1,2回戦が行われ、倉敷ビガーズ、東海球友会、鹿屋ビッグベアーズ、やんぐひろしま、岡山メッツ、新居浜スワローズ、兵庫飾磨クラブ、御所南都クラブがベスト8入りしていました!
そして今日は準々決勝と準決勝が淡路島の淡路佐野運動公園野球場にて行われました! さっきも書いたとおり、例年は梅雨明け後の太陽がギンギン照らす中でやっていますが、今年はまだ梅雨時ということもあり、例年に比べればかなり涼しかったです!
これまでは小僧&女神を連れてくることも多かったのですが、普通にグランドの脇で水浴びしてましたからねー(^。^;) 取材後はそのまま淡路の海へ海水浴に行ってたし!
それに比べりゃ涼しいけど、梅雨の合間の晴れ間…昨日は大雨だったそうですが、今日は晴れ女・ママ記者の登場で(?)淡路島はギンギンまではいかなにしてもキンキンぐらいに晴れてまして、なかなか暑かったです!(≧ε≦) 汗、かきまくりでしたー(;-_-+
しかも、着いてから気が付いたのですが、今日、私はサンバイザーを忘れてしまいました(≧ε≦o) 朝、あわてて家を出たので、サンバイザーにサングラスの日除け2点セットを入れるのを忘れてしまった(゜~゜;) おかげで今、顔がヒリヒリします(*゚ー゚)
ということで、長らくお待たせしましたが(笑)今日の結果です!
▽準々決勝
倉敷ビガーズ5ー0東海球友会
鹿屋ビッグベアーズ1ー0新居浜スワローズ
ヤングひろしま7-0御所南都クラブ
岡山メッツ9-8兵庫飾磨クラブ
▽準決勝(ジャイアンツカップ出場決定戦!)
倉敷ビガーズ3ー1鹿屋ビッグベアーズ
ヤングひろしま3ー1岡山メッツ
倉敷ビガーズとヤングひろしまがジャイアンツカップ出場を決めました!! おめでとう!!(*≧∇≦)b ヤングからの出場枠は3つでして、1枠はすでに春の全国大会優勝の全播磨硬式野球団が出場権を得ていますので、これで3チームが出そろったということになります!
それにしても、今日の戦いは(も)本当に熱かった! 淡路佐野運動公園第一球場と第二球場の1試合目は点差がつきましたが、2試合目が両方とも目が離せない展開となりました。
まずは第一球場の鹿屋ビッグベアーズ対新居浜スワローズの試合は、鹿屋の脇元修汰くんと新居浜の榊諒介の息詰まる投手戦。結局、終盤に3番・今坂淳くんのタイムリーで1点を取った鹿屋が辛勝でした!
敗れた新居浜スワローズの選手たちは悔し泣き。村上博昭監督もガックリ。。。「相手投手もよかったし、3安打しか打てなかったらねぇ~(-.-;)」とかんとく。でも、新居浜スワローズ、強豪の神戸須磨クラブに勝ち、春の全国準優勝の鹿屋ビッグベアーズにこれだけの善戦。見事でした! これからまた強くなっていく予感のチームです!
ちなみに村上博昭監督は、新居浜商時代にエースとして第57回甲子園大会で準優勝しています。昨年末、57甲子園会でお会いしてから交流させていただいておりますが、ほんと、紳士な方です。お話しのし方、語る内容、ほんと、紳士です。今日も、すてきな方だなぁって思いましたっ もとチアガールの奥さまもすてきな方なんですよ、これがまた! 何年たっても仲がいいご夫婦で羨ましい限り(*´艸`)
そして、岡山メッツ対兵庫飾磨クラブの試合が壮絶でした!両者、「絶対勝つんじゃ~!」「勝つのは俺らや!(≧ε≦) 」という強い強い気迫が見えました! でも、ほんと、ちょっとの差で岡山メッツが勝ち。ほんと、ちょっとの差。。。
兵庫飾磨クラブ 115 000 1=8
岡山メッツ 031 050 X=9
岡山メッツが2回裏に逆転しましたが、兵庫飾磨クラブは3回表、ピッチャー菅本陽誠くんのホームランなどで逆転! でも、岡山クラブは5回裏、4番・森元佳希の適時三塁打を皮切りに、三澤健太くんの2点適時三塁打、9番・岡田のくんの適時三塁打などで一挙5得点し再逆転!
兵庫飾磨クラブもいい選手たくさんいるし、ここで敗れ去ってしまうのはもったいないぐらいのチームでしたね~ そんな兵庫飾磨クラブとえいば、現在東洋大学にいる佐藤翔太くんの出身チーム。彼がいたときにジャイアンツカップに出場して同じ兵庫の近田怜王くん(現・ソフトバンク)擁する三田シニアと対戦したのでした。ジャイアンツカップはあのとき以来出ていないから…出たかっただろうに(:_;)
▽準決勝
江戸川南 000 020=2
浜松南 000 000=0
青森弘前 010 220=5
大 東 310 000=4
▽決勝戦
青森弘前 000 400=4
江戸川南 330 02=8
ということで、東京連盟の江戸川南リトルが優勝です! 今の中学3年生のときに優勝しているので2年ぶりですね。その前にも優勝があるので3度目の優勝となります!
最初の優勝のとききは極東大会で敗れてワールドシリーズには行けませんでしたが、今は日本で優勝したチームはそのままワールドシリーズに出場できますので、江戸川南リトルのワールドシリーズ出場は二度目になりますね! で、2年前に出場したときは国際の部の決勝で敗れてワールドシリーズ決勝進出はならず、3位という結果になりました。今回はどうでしょうかーっ!
さて、江戸川南リトルといえば、松坂大輔選手の出身チームといのは有名ですねっ でも、松坂くんは最初から江戸川南リトルで野球を始めたわけではなくて江東区の東陽フェニックスという軟式チームで野球を始めました。そこで6年生まで野球をやった後に、東陽フェニックスから一緒だった木村少年に誘われて江戸川南シニアの入部。
でも、松坂少年は9月生まれで中学1年の夏までリトルの方で野球ができるということで、弟チームの江戸川南リトルにおりてきた、というのが江戸川南リトル入団までの流れとなります(^-^) なので、実際江戸川南リトルに在籍していたのは、1年にも満たないんですね~
それでも江戸川南リトル出身は江戸川南リトル出身! 江戸川南リトルの選手たちにとっては、松坂投手はあこがれであり、最大の目標の選手になっています(^^) さて今夏、松坂少年も為し得なかったリトルでのワールドシリーズ制覇、なるでしょうか!☆(゜▽゜)☆
さて、江戸川南リトルといえば……で、もう一つ! 江戸川南リトルが優勝したことに、メチャ悔しい思いをしているのがきっと、同じ東京連盟の武蔵府中リトル、東京北砂リトルという過去に世界一になったことのあるチームでしょう。
というのも、まず武蔵府中は東京予選の準決勝で江戸川南リトルに5対3で勝っているのです。武蔵府中はその勢いで日本選手権大会出場を決めたいところでしたが、東京中野との決勝(第一代表決定戦)では初回に6点とりながら、2回に5点取られ、3回に3ランを打たれるなどして逆転負けをして第二代表決定リーグ戦へ。そこでは江戸川南にリベンジされ6対2で敗れ息の根を止められました。でも、本戦で勝っているだけに、悔しいでしょうねー。
東京北砂も同じく決勝リーグ戦で江戸川南とあたり、3回まで6対1でリードしていたのです。それが、4回に3点とられて2点差においあげられ、最終回に3点取られて逆転され、その裏に1点返して追いついたものの、とてももったいない試合でした。たらればですが、あのまま東京北砂が勝っていたら得失点差では……うーん、微妙なところでした。
ということで、本当に紙一重だったんだな、っていうことをあらためて感じます。東京北砂が日本選手権大会に出場しても、武蔵府中が出場しても、きっと日本選手権大会でいいところまでいっていたかもしれません。でも、予選敗退は予選敗退。しっかり勝ち上がっていったものが強い! ワールドシリーズでは予選や日本選手権大会で敗れたチームの分まで頑張ってきてほしいと思います!
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さて、今日の大会についてあまり書いていないのは、江戸川区球場に行ってないからです(^^;;) 私はそこから遠く離れたところにおります(^^;;) 島です、島! アイアイアイアイアイラ~ンド!(^o^) それについてはまたこのあとのエントリーで!
そして明日(もう今日)10日は宮城、茨城、栃木、群馬、千葉、山梨、静岡、長野、新潟、愛知、岐阜、京都、奈良、大阪、兵庫、広島、愛媛、徳島、佐賀、長崎、熊本、大分と一気に幕を開けますね! あさって(もう明日)11日には青森、神奈川、和歌山、香川とほとんどが開幕です!各地、天気が心配ですが。。。
ありがたいことに、開幕を前に、いろんな選手くんから連絡をもらっています。「見に来てください!」という連絡も多いですが、だいたいは「背番号○番をもらいました!」 または「ベンチ入りしました!」などの報告ですね! そういうメールや電話をもらうと、本当にうれしくて、「頑張ったね~!でも本番はこれからだからね!」などと激励です(^^)
でも、うれしいメールや電話だけではありません。。。何と言って励ましていいかわからない連絡もあります。そう、3年生からの「ベンチに入れませんでした」というメールや電話。何も私に謝らなくていいのに「すみません…」といってくる選手くんも。きっと「応援してくれたのに、その期待に応えられなかった…」という思いから「すみません」という言葉が出てきたのでしょう。。。
でも、私は、ベンチに入れなかったからダメなヤツ、だなんて思いませんよっ 何の努力もしてこなかったのなら「あんたの努力が足りなかったんでしょう!」と言うかもしれませんが、そうじゃない! そこまで頑張ってきたじゃない!本当に努力してきたじゃない! だから……それでもベンチ入りできなかったキミを…讃えたい、「よく頑張った!」って褒めてあげたいんです。。。
電話口で泣いてる選手くんになんて言っていいかわからなくて、「最後まで頑張ろう! 甲子園に行けるように最後まで仲間を応援するんだよ!」って。「この悔しい思いは絶対今後の人生で役立つときがくるから! だから悔しいけど腐らないで前を向いていこうよ!」そんなことしか伝えられませんでした。
夏の予選前にはだいたいこういう切ない思いをすることになります。誰かがベンチに入れば誰かがベンチから外れる。本当に残酷です。でも、それが勝負の世界です。選ぶ監督や部長、コーチも大変なんです。断腸の思いで決断しているんです。
そして、大会が始まれば、またまたどちらかが勝てばどちらかの夏が終わる。どちらかの野球部がもうちょっと長くみんなで高校野球ができて、どちらかの高校3年生の高校野球が終わる。。。日々、その繰り返し。あぁ~高校野球ってやつは……みてるこっちは泣きっぱなしですっ(ToT)
1日1日負けてしまう高校が増えていき、あと2週間もするとほとんどの高校3年生の高校野球が終わっちゃうっ 勝った高校の選手くんをみて泣き、負けた高校の選手くんをみて泣き、涙涙のシーズンが本格的に始まるんだなぁ。。。。もう、そう考えただけで涙が出てきちゃうっ(ToT)
やっぱアホですかっ 私って・・・(;^_^A
すでに、先週の土曜日がすでにそうで・・・ボーイズのジャイアンツカップ予選を茨城のひたちなか球場でみた後に、急いで東京に戻り、神宮球場にて西東京の開幕ゲームをみました。八王子実践対昭和第一学園戦。着いたときには4回ぐらいで、昭和第一学園がリード。中学時代からみている選手が多く、両方に、パパチーム出身の選手くんもいて、両方ガンバレ…でした。
結果は、昭和第一学園が3対0で勝ちました。複雑でしたが……
試合後、勝った昭和第一学園のベンチ裏に行くと、1年生時から4番を打たせてもらっていた郷原一彰くん(2年)が「きてくれたんですか~!」と喜んでくれて、同じく1年時から3番を打たせてもらっている笹隈幹人くん(2年)も、「勝ちましたよ~!(*≧∇≦)b 自分のヒットみてくれましたか!」って飛んできて。。。さらに1年ながらスタメンで使ってもらっている山崎くんが
まずは、昨日書いた児童支援施設の近畿大会の続報から。
明石学園は準決勝を8対0で勝ち、見事全国大会出場を決めたそうです! その後、決勝戦も行われましたが、2回ごろに大雨に見舞われ、2対0でリードしているところで中断。そのまま雨はやまずに再開できず、来週月曜に中断した場面から再開されるそうです!
彼らの熱い夏はまだまだ終わりません!
今日は奈良まで行ってきました(^。^;) 奈良です奈良っ 平城遷都1300年の記念の年を迎えている奈良です(^^) あの、鹿なのか大仏なのか~?な、「せんとくん」がいる奈良ですo(^ヮ^)o
近畿は今や日帰り圏内っ ホントは泊まりでゆっくり行きたいですが、子供らいるので早々家を空けられませんっ 今日も一応、早朝に朝ご飯の用意や今日のスイミングに持っていくお握りやらは用意して出てきましたが、、、
新幹線に乗っている6時50分ごろに小僧から電話があって、「ママ! スイミングの方じゃなくて、学校のプールの方の水着がないんだけど!」 「あ、あれ、2階の洗濯物まとめたところにおいたまんまだわ~そこみて!」って(*^。^*)
でもまぁ、ある程度は自分たちで用意したり準備したりできるようになってきたから、ママは助かってます(*^^*)
ということで、今日は朝イチの新幹線に乗ってまず京都へ。そこから大和路特急に乗って奈良まで移動。奈良駅には今回、「見に来てください!」と連絡をくれた明石学園(兵庫県)の指導員をしている小林くんが迎えに来てくれて、奈良市の鴻ノ池球場へ。そこで近畿児童自立支援施設野球大会をみてきました!
「児童自立支援施設」ってどういう施設かというと……その名のとおり、児童(15歳以下)を自立させるよう支援する施設。その「児童」とは、何らかの問題を起こしてしまった非行少年少女たち(中には親からの虐待されて…という子もいる)です。
児童福祉法に基づいて都道府県などが全国に58カ所設けているもので、いろんな過去を持った子たち、学校にそういう子がいるだけで学校崩壊を招いてしまったり学校全体を大きく揺るがせてしまう、そんな子たちを受け入れています。
今回はそんな施設の一つ、明石学園で指導員をする傍ら、野球部でお手伝いコーチをしている小林くんから「ぜひ見てほしい中学生の野球がある」「こういう中学生の野球があるってことを瀬川さんに見てほしいんです!」と連絡をいただき、私も「ぜひ見てみたい!」と奈良まで行ってきたというわけです。
兵庫県立明石学園は明治42年に創設された歴史ある学園。「県立土本学園」~「土山学園」~「農工学校」~そして「明石学園」と名前を変えながら約6000人を超える非行少年といわれる子供たちを入園させ社会に送り出してきた施設です。
学園の中にいくつかの寮があり、子供たちはそこで夫婦の職員のもと生活しています。それを「小舎夫婦制」というそうで、夫婦が子供たちの両親代わりになって1夫婦最大12人の子供たちのサポートをしていくんですね! 両親代わりですから、24時間365日体制、勤務時間などなくいつでもどこでも子供たちの親代わりなのだそうです!すごいです!
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ちなみに、そんな明石学園を紹介してくれた小林くんは以前、インドネシア代表チームが来日したとき、それを取材に行った時に出会った青年。インドネシア代表監督を日本人の野中さん(日大三高OB)がされていたという話は、そのときのブログにも書いたと思いますが、そのとき、国際武道大学野球部だった小林くんもインドネシアに渡って野中さんの手伝いなどをしていました。
卒業後、小林くんは再びインドネシアに渡り、つい最近までそちらで野球指導をしていましたが、今年になって日本に戻ってきて、今は兵庫県の臨時職員という形で明石学園の野球部の指導にあたっています。小林くん、これまでいろんな経験をしていて、小林くん個人の話だけでも本が1冊書けてしまうんじゃないかというぐらい。そんな素晴らしい青年です。
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さて、今回の近畿大会への出場チームは8チーム。そのうち上位2チームは全国大会に出場できるそうで、開会式前から各チームの選手たちはメラメラと燃えあがっている様子!
だからといって、表情が怖いということもなく、球場の周りですれ違ったりすると、見ず知らずの私にもちゃんと「おはようございます!」と笑顔で挨拶してくれる子もいたりして、とてもいい雰囲気なのです。正直、ここにいる子供たち全員が、過去に何らかの問題(事件など)を起こした子たちなの? と疑いたくなるような感じ。
でも、やはり指導員の方々に聞くと、「この子たちの過去を知るとなかなかすごくてビックリしますよ。窃盗、暴行、リンチ、住居侵入、家庭内暴力って・・・・・・」。 「でも、施設に入ってきたときは、みんな目つきも悪いけど、だんだんと柔らかくなっていくんですよ」とも教えてくれました。
問題を起こすということは、やはりその子自身というよりは、環境がそうさせているのかもしれません。だから大人が環境さえ整えてやれば、子供たちはまた本来の純粋な目に戻っていくのかもしれません。今日、見た子どもたちは私がふだん見ている中学生となんら変わりはない、どこにでもいる中学生だったもん!
そんな中学生たちの野球(軟式)、レベル的にはとてもとてもなんだろう……と思っていたら、その明石学園のエースの試合前のピッチング練習をみて驚きました! 左腕なのですが、肘の使い方が柔らかく、とてもいい球を投げるのです!
さらに、試合前に外野でキャッチボールをしている群れの中で、背番号2の選手くんを見てまた驚きました。体は小さいけれど、体に力があって、投げ方もいいし肩も強い。私が普段みているシニアやボーイズの中にはいっても十分通用するぐらいのレベルです。聞けば学童野球時代には主力として全国大会ベスト4にまでなった経験があるそうです。やっぱりっ!
一方、相手の奈良・精華学院の方もバッテリーがこれまたいいぞ! こちらは右本格派でキャッチャーも強肩です!
そんな明石学園対精華学院の試合は、1点を争う好ゲーム!
精華学院 200 000 0=2
明石学園 100 002 =3
得点経過はこんな感じ。これをみれば、終盤逆転劇があったんだな、とはわかっていただけると思いますが、この7イニングの中に、いろんな思いや気持ちが詰まっていた試合だったような気がします。本当に、しびれて感動して、泣けてきてしまいました。
余談ですが、毎朝、化粧をするとき、その日、「泣く可能性がある日」は、マスカラをつけないようにしている私。。。(;^_^A 例えば、感動ものの映画を観るとか、高校野球や中学野球の夏の大会でもらい泣きしそうな日など(;^_^A でも、今朝は「まさか今日は泣くことなんてないだろう」と思って、軽くマスカラをつけて出かけてしまいましたっ
それがすっとこどっこいっ 猛暑の中での、彼らの熱い熱い熱い戦いに、もう涙が止まらなくなってしまって、何度も涙をぬぐってしまいました。いや~汗と涙でぼろぼろでしたσ(゜∀゜*)
実は、そんな彼らの戦いぶり、彼らの熱い夏を某雑誌で取り上げさせてもらいたいなと思っているので、今日起きたこと、みたことの全部は書かずにおこうと思っていますっ すみませんっ
でも、とにかく、いろんな過去を持ちながら、それでもこういう施設にやってきて、そして新しい目標をみつけて、そして気持ちを一つにすればこんなゲームができるんだ、そんな大きな力をみせてもらいました。彼らには「感動をありがとう!」と言いたいです! いや、もう、試合後、そう彼らに伝えちゃいました!(*^。^*) いや~「感動した!」って。まるで小泉もと総理みたいに!(*´艸`)
相手の精華学院のみんなにとってはとても悔しい試合となってしまいました。でも、彼らも最後まで素晴らしいゲームをしていました。諦めず、必死に!
それに、あの初回の4番・ファーストの選手くんが打ったホームランには度肝を抜かれました! 軟式で、あそこまで飛ぶんですね! レフトの91メートルのフェンスを超え、95メートルぐらい飛んでましたよっ いや~ビックリ!!
全部は書かないでおこうといいながら…もうちょっとだけ(;^_^A
6回裏に逆転打を打った明石学園の6番・ファーストの選手くんは、試合前、指導員の方に「一番精神的に弱い子」と聞いていました。なので、その2死2,3塁の場面、その6番バッターはいい振りはしているものの、どうかな…という気持ちで見つめていました。
が、見つめる前に、その選手くんは初球をたたいてレフト線に逆転タイムリー! 生還した二人がホームベース付近で抱き合い、ベンチ前で監督とコーチが抱き合い、ベンチの中では選手たちがダンゴになって喜び合い、あのシーンが忘れられません。
試合後、「あいつが打つなんて信じられない」「まぐれ」「たまたま」との声があちこちからあがっていましたが、でも、「絶対勝ちたい、絶対絶対全国に行くんだ」みんなのその気持ちがあの選手くんのバットに乗り移ったんだと思います。
で、その選手くん、試合後に試合の話を聞いた後に、「ところで、なんでこの施設にきたの?」と聞いてみたら、「悪いことしちゃって…」って。で、「何をしちゃったのー?」って聞いたら、「ニュースにもなったあの○○の事件…」
えっ その事件、覚えてるっ あの事件の加害者がキミ……一瞬、固まりそうになった私を横目に話を続ける選手くん、「で、そのとき、やっちゃった相手が、今、試合やってる○○の○○。この試合に勝ったら当たる!」って。
その相手の子は……大丈夫だったんだ……
さらに固まりそうになる自分・・・
でも、「そうなんだ~」と普通に話をし続け、「今、振り返ってどうよ!」と振ると、「バカなことをしたなって思います」と。「あのときは何も考えてなくてイラッとしてやっちゃって…でも今はこうして野球で正々堂々と戦った方がいいって思えるようになりました」と。
なんだか、それを聞いて、またじーんとさせられてしまいました。
まだまだ、未熟なところはいっぱいある子供たち、一人になると何をしでかすかわからない子供たち、でも、仲間とこうして野球を通じて一つになることや仲間の大切さ、目標に向かって頑張るということ、いろんなことを
経験したり学んだりしているんだって。
明日、彼らは全国大会出場をかけて戦いますが、彼らの夏がまだまだ終わらないことを祈りたいと思います。ま、彼らが勝てば、相手チームの夏が終わってしまう…ので複雑なのですが。。。
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ちなみに、今日はその大会をみた後、近鉄線に乗って郡山市に移動し、郡山シニアの吉田監督さんの取材もさせていただきました!まったく別物での取材!
郡山シニアの吉田監督の自宅は県立郡山高校の野球部グラウンドのすぐ隣り。自宅で取材をさせていただきながら郡山高校の練習が見れてしまいました! うちと明治大学Gも超近いけど、吉田監督と郡山高校グランドの近さには負けた~☆(゜▽゜)☆