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渦中の親さん、庶民さん、ほか、特待関連でコメントいただいたみなさま、ありがとうございます!
先日「特待を自慢する、慢心して成長しない」という選手がいることを書きました。もちろん一部です。特待選手、保護者の方で、気分を害されたらすみません。一部にそういう選手や親もいるために、やっかいに思う高校もあるということです。
毎日新聞の記事も読ませていただきました。確かに特待は選手にとっては勲章ですね。特待は、子供たちが夢に向かって歩むための手助けになっていますし、なくてはならないもの、あって当然のものだと思います。
先日、ある中学硬式強豪チームの現場でこんな話を聞きました。
ある日、ある高校の関係者がグラウンドを訪れ、ひととおり練習をみた後、補欠の選手を特待で取りたいと言ってきたそうです。どうみても、他にいい選手がいるのに、その選手がいいと。
「そうですか、ありがとうございます」とその場はそれで終わったそうですが、あとで違う方面から話を聞いたら、今年はその選手を特待で取ってそのチームに貸しを作り、来年こそはいい選手をくださいよということだったそうです。
でも、その高校から「特待で!」と指名されたその選手は、選手自身も親も完全に舞い上がってしまい、みんなに「オレは特待だ!」「ウチの子は特待なのよ」と自慢しまくったそうです。そして、自分の息子を使わない中学の指導者批判までして、ろくに挨拶もせず卒業していったそうです。
結局、その選手は高校では「来年の有望選手獲得」のためにとった選手ですから、使ってももらえず、、、。もちろん、次の年、その高校が狙っていた有望選手がその高校に入ることもなく、、、 「貸し」のために「特待」になったその選手はとても惨めな思いをしているということです。ヒドイ話、ヒドイ高校です。
親も「特待」と言われてうれしい気持ちはますが、つい「勘違い」してしまったんですね。何も知らず、踊らされたその選手が可哀想です。
こんなふうに大人に振り回されてる子供がたくさんいます。でも、子供に道しるべを示してあげられるのもまた大人です。
今までは、「特待」があるために、経済的に難しいと思われる高校でも、入ることができました。進学できる高校の幅も広がり、この高校のユニフォームを着たいという夢を叶えられることができました。
でも、その高校についていろいろと調べたり考えたりしてあげないで、ただ「特待でって言われたから」でその高校を選んでは、その後子供が苦しむことにもなりかねません。
でも、実際、その高校がどういう高校か、どういう指導者か、どういう練習をしているのか、そういう情報を保護者が知る手段は少ないような気もするんですよね。その辺はその高校の卒業生なり、現役生なり、保護者に聞くなりするしかないのかな。
話はそれましたが、庶民さんのご家庭、とても大変な状況にあると思います。
でも、さっきのブログにも少し書きましたが、今、全国の私立高校の理事長たちが、高野連に立ち向かうべく大阪で会議を開いているそうです。昨日もある県の関係者が会合を開き、今後について検討会が開かれたそうです。高校側もこのままでは生徒(選手)募集に大きな影響が出ますし、何とかしないと立ちあがったのでしょう。
今後、現役特待生には何らかの救済処置がとられるのではないでしょうか。来年以降の「特待」の扱いについても、現在言われているものよりは柔らかくなるのではないかと思います。
大人の勝手で子供が学校をやめるとか転校するとか、人生を狂わせるようなことがあっては絶対にいけません。
今回、これだけの選手や保護者を苦しめているこの件は、やっぱり私は断固許せません。今後も、私なりにいろいろな現場の声を聞いて、みなさんにお伝えしていこうと思います。
今日はいい天気でしたね~ 野球日和! 洗濯日和! ということで、朝イチ洗濯掃除して、その後は野球へと行ってきました!!(*^。^*)
スポーツトレーニングコーチ、曽川博さんの取材。中学野球小僧5月号に「コーディショニングトレーニング」を掲載しましたが、魔法のトレーニングに注目度抜群! 曽川さんは、巨人の高橋尚成投手、内海哲也投手、真田投手のトレーニングを昨年秋から見ているのですが、今季の尚成&内海投手の好調ぶりをみても、そのトレーニングの凄さが分かるかと思います!! ということで、今日は、5月号の続編を7月号(6月10日発売)に掲載するための取材です!
当初は曽川さjんの事務所での取材を企画していましたが、やはり、現場(グラウンド)で選手に教えているところを見たい! ちょうど高校に指導に行く予定があるということで、今日、同行させていただきました! と、さすが魔法のトレーニング! 熱い指導をしていくと、あっという間に効果が出てしまったことに、ビックリでした!! 詳しくは雑誌にて掲載するため、ここでは書けませんがっっっ
その曽川さんが今日指導しにいった高校は、茨城県の鹿島学園。サッカーなども強くて、今年の高校サッカーでは全国ベスト16入りしています。野球部も力を入れているのですが、ここのところ指導者がコロコロ変わり、選手にとってはとても可哀想な状況。2、3年生選手も結構辞めているようです。中学時代に仲がよかった選手に会えることも楽しみにしていたのですが、残念ながら、その選手の姿はありませんでした・・・。やめてしまったようです(T_T)
そんな鹿島学園ですが、この5月1日からスタッフが一新しました。新しく監督に就任したのは、まだ26歳と若い岡部監督。曽川さんに「知ってるでしょ?」と言われても、「え? 岡部監督? え?」という感じでしたが、思い出しましたっっっ 学校の先生を目指し、この4月までは学生。傍ら、横浜青葉ボーイズの監督を務めていた方です!
以前、同チームの小学生の部を取材に行った際、お会いしていたのです。若いのに礼儀正しく、考え方もしっかりしていたのを覚えています。岡部監督の方がよく私のことを覚えてくださっていて、「こんな話しましたよね~」って。そうそう、世田谷学園のOBで、「世田谷学園の話などをしたんですよね!」って(*^。^*)
そんな若くて熱い岡部監督がやってきて、チームの雰囲気はガラリと変わったようです。学生マネージャーの小橋匠くん、明るくて、とっても気が利くマネージャーくんですが、小橋くんはチームの息が吹き返ったことをとても喜んでいました。選手たちも、新監督のもと野球ができることがとてもうれしく楽しいようで、目を輝かせていました。さらに曽川さんの魔法の指導、あっという間にトレーニングの効果が出るものだから、選手たちはますます笑顔。見ている私も楽しくなってしまいましたっっ
が、この鹿島学園も、渦中の学校なのです。本来なにも悪くないはずなのに、理不尽な通達によって「悪いことをしている学校」という目で見られてしまっている学校です。全国377校中の一校です。
多くの「特待生」がいる鹿島学園、岡部監督は、まだ監督就任8日目ながら、いきなり大変な仕事をしていました。保護者に「特待解約同意書」に印を押してもらうということです。今日、選手に聞いてみたら、大阪など遠方から通っている選手もいます。経済的に余裕がない家庭の子もいます。選手たちも、印を押す親がも辛いのはもちろん、「同意」してしまったら今後どうなっていくか分かっていながら選手たち(保護者)にこのようなことを突きつけなければいけない監督も、辛そうでした・・・。
グラウンドに出れば、そんなことは忘れて(忘れようとして)、白球を追いかける選手たち。取材中も明るく話しかけてきてくれたり、取材を終えて帰ろうとしたら、練習を止めて、「また来てください!!」ってみんなで笑顔で言ってくれて・・・。
こんな明るく素直で純粋な選手たち、彼らが余計なことで頭を悩ませたることなく、野球に没頭できるような環境に早くしなければ、って切に思いました・・・特待生が多いため、鹿島学園は5月中は対外試合はできません・・・こんな形で最後の夏を迎えなければならない3年生は気の毒ですが、負けないでほしい。今は夏に向けて精いっぱい練習して、モチベーションもあげて、夏、いい形で臨んでほしいと思います。
注目選手を一人紹介します。君和田隼平くん! 鹿島シニア時代は外野手でしたが、高校ではピッチャー。この夏、きっと注目を集めるだろうサウスポーです!
さてさて、本当はもっとゆっくりしてきたかったのですが、今日は勝利の女神ちゃんの保育園のお迎え(7時)があったため、慌ただしく取材をして、さっとおいとま致しました。大急ぎで東京行きのバスに乗り、東京駅でも新宿駅でも走って走って乗り換えて、でもやっぱり7時には間に合わなくて・・・
途中の調布駅から保育所に「15分くらい遅れちゃいます!!(>_<")」って電話をしたら、「今日はもうお父さんがお迎えにきましたよ(^。^;)」って。「えーーーーーっっっ 行けないって言ってたから早く帰ってきたのにぃぃぃぃ もー行けるなら行けるって電話してよぉ(-_-#) あと30分でも長くいれたら、もっと選手の話聞いたりできたのにっ(*- -)」 ま、仕方ないっすねっっ(^^;;) またお邪魔して、いろいろ聞いてみたいと思いますm(__)m
今は7日の夜中、間もなく2時になろうかというところです。仕事多忙のため書き込みが遅くなってしまいました。
今日はGW明け、週明けということで、高校の野球も練習が休みのところが多く、関係者の間でも電話が飛び交っていたようですね。私のところにも電話やメールが数件・・・各校の様子をいろいろと聞きました。
GW中に保護者向けの特待生問題の説明会が行われたところも多かったようです。荒れることなく説明を聞いて大人しく帰った保護者、質問が飛び交った説明会などあったようですが、「特待生の保護者」、「特待生じゃない保護者」が一緒に説明を受けていては、両者、相手の手前、質問もしにくいですよね。説明会のときは大人しく聞いていて、説明会のあとに個別に問い合わせるってことが多いようです。
今日は2つ書きたいことがあります。
1つ目。
特待生として高校に入った選手たち。入学の経緯は2つに分かれると思います。
1つは高校側から「ウチの高校に入りませんか? 特待を用意します、入学金、授業料免除でいいです」と誘われて特待で入るパターン。もう1つは、親の側、または中学の指導者側から、「ウチの子(選手)がオタクの高校に入りたいと言っているのですが、どうですか? 金銭的に余裕がないので特待などあればお願いしたのですが・・・」と中学時代の指導者か保護者側からお願いして特待として入るパターン。
どちらにしても、今回のこのワケのわからぬ高野連の通達によって「特待解約同意書」に印鑑を押すことになるわけですが、前から思っていたのですが、これ、解約になった場合、保護者は学校側を訴えられるのではないかということです。
で、今日、そういうことに詳しい方に訪ねたところ、「授業料はいらない」と言っていたものを、途中で「やっぱり払ってくれ」となれば、それは「詐欺行為」に当たるので、保護者が学校側を訴えたら、ほぼ学校側が負けるそうです。
今後、学校を訴える保護者、出てくるのではないでしょうか? それとも、学校を訴えたりしたら、自分の息子がメンバーに選ばれなくなってしまう、学校(指導者)からにらまれてしまう、そんな不安から泣き寝入りして訴えるなどということはしませんかね? もし、今回のことで特待を解約させられた保護者たちが勇気を出し、こぞって学校を訴えたらどういうことになるでしょうか。学校も、私学協会もだまってはいないでしょう。今度は高野連を訴えるかもしれません。大変なことになっていきます。
高野連はそういうことにまでなっていくことを考えているでしょうか。今回の処置は、迅速に且つ正しく対応したように見えて、実は、何も考えていない浅はかな処置だったといえるのではないでしょうか。
もう1つ書いておきたいことがあります。
今回の問題、高校野球関係者、全員が全員からブーイングが起きてるわけではありません。特待じゃない選手の親からは、「ざまーみろ」みたいな声だってあがっています。「大した選手じゃないのに、そんなので入るからだよ」と。ひがみの声、冷たい言葉のようですが、一理あります。
高校の指導者からよく聞かれる言葉、「今時の親は勘違いしてる」というものです。大した選手じゃないのに、「ウチの子は特待で取ってもらえるんですよね」「特待じゃないといきません」と言ってくる。中学の指導者も「ウチの選手は特待をつけてくれないと入れませんよ」「何がつきますか? 入学金? 授業料? 寮費も?」などなど。「ウチはそういうのはありませんから」といえば「じゃあ、いきません」となる。
必然的に「特待」がないと選手が入ってこなくなる。西武が「他の球団がやってるからウチもやった」と足並みをそろえたことを強調していたように、高校だって他校と足並みをそろえるため、何とかして選手を確保するために「特待」を使っていたということもあります。
「特待で」といえば、親は舞い上がり、入学後も何かというと「ウチの子は特待ですから」と胸を張り、態度が大きくなる。それが息子にも伝わって、息子の態度も大きくなる。「オレは特待だ!スゴイんだ!」という慢心が成長を止める、せっかく特待で取っても高校にいったらただの選手・・・。そんなことはよくあることです。
それが、今後は、「ウチの子(選手)を特待で!」と言われなくなるだろうし、もし言われたとしても、高校側も「そういうのは禁止されてますから」って断れるからからよかった、そう話す高校もあります。
親も、中学の指導者も、「勘違い」はやめないといけないですね。何が何でも特待で入ろう、特待がなきゃ入らない、ではなくて、自分の息子の力を冷静に見極め、家庭の経済力もしっかりと見極め、それに見合う高校を選ぶ。どんなスポーツであれ、我が子を「一流」にしたいならそこそこのお金はかかります。その覚悟はしておくことですよねっ
今後、野球に「特待」が認められるかどうかは高野連の判断次第ですが、「特待」や「奨学金」はつけばラッキー。オマケぐらいに思っていた方がいいのかなと思います。
じゃあ、本当に経済的に困難だったら私立高校では野球はできないのか、行きたい高校に入れないのか・・・・そこが難しいところです。でも、プロ野球の選手会などが中心になるなどして、高校生のための「野球奨学金制度」でも作ればいいでしょう。ちゃんと審査をして、源泉徴収なども持ってきて・・・。ま、これにも細工されてしまったら分からないですから、なかなかちゃんとやっていくのは難しいでしょうねぇ
あーもう3時です(>_<") だんだん眠くなってきてワケわからない文章になってきちゃってスミマセン。まとまりもなくてスミマセン。ただ思ったこと、書きたいことをズラズラ書いてしまったので・・・ヘンな文章書いてんなって笑っちゃうかもしれないですが、お許しを・・・(^。^;)
とにかく、少年たちが夢を抱けるような高校野球になりますように・・・それを願って今日は寝るとします。明日は某私立高校に取材に行って参ります。現場の指導者の声、選手の声も聞いてきます。オヤスミナサイzzz...
まず、GW前半戦は2泊3日で札幌遠征でした。
初日、シニアの北海道大会開会式で、多くの選手たちを会って話をすることができました。大変な環境の中、野球に打ち込んでいる選手たちの話をきいてとっても応援してくなりました。
その後、雑誌の取材で札幌新琴似シニアの生嶋監督の取材。札幌新琴似はいつもAEDを持ち歩いています。万が一に備えて・・・。札幌は私が思うに、最近訪れた地域の中では一番AEDが普及しているところではないかと思います。それもある少年の死があってから・・・それは次号の「中学野球小僧7月号」で紹介します。
そして、夜はシニア北海道連盟の理事の方々の懇親会に出席させていただき、陰から支える理事の方々とお話しさせていただきました。北海道連盟は伊藤理事長以下、一致団結しているなと感じました。いいことはどんどん取り入れ、よくないことは改善し、そういう姿勢がとても感じられます。何より、伊藤理事長が子供たちのことを考えているところが素晴らしいです。
その後は、札幌新琴似シニアの監督さんほか数人でススキノへGO! 海の幸をたっくさんいただいちゃいました~(≧▽≦)♪♪ ウニ、カニ、アワビ、刺身。。。。いやぁぁぁぁ、ホントにおいしかったですっっ 思い出しただけでもヨダレが出てきちゃいそうっっ 大好きな焼酎も飲んでみんなで野球について熱く語って気が付いたら午前さまでした(^。^;)
札幌遠征2日目は麻布球場で春季大会3試合観戦。北海道はつい最近まで雪がまだ積もっていたり、霜が降りていたりで練習や試合ができませんでした。久しぶりの土の上での試合、選手たちの目は輝いていました! 3試合とも好ゲームでしたが、特に3試合目は延長10回の熱戦。日中は暖かかったのですが、さすがに夕方になると冷えてきて、私もブルブル震えながらの観戦でしたっ
夜は今度はシニアの監督会の懇親会に出席させていただきました。釧路や帯広など、まわりに試合するチームがなく、試合をするためにバスで7時間も移動して歩くという話など、各チームの苦労話を聞きました。そんなチームの取材も行ってみたい、どんな中で野球をやっているのかこの目で見てみたいと思います。
終了後も伊藤理事長や何人かの監督さんと場所を変えて熱く野球談義! さきほども書きましたが、伊藤理事長は監督さんたち現場の話もよく聞いて、それを何とかしていこうという方。その姿勢には頭が下がります。某高野連もこういう方がトップだったら全然違うのに・・・。この日もいかにしてもっと野球界をよくしていくか、などなどみんなで熱く熱く野球について語りまくり、気がつけば・・・あらっっ2日連続でお昼??(^^;;) でも、私自身、とてもとても勉強になった時間でした。
そして3日目、また麻布球場へ早朝から乗り込みシニアの春季大会観戦。1試合目は釧路シニアが真駒内シニアに挑んだ試合です。釧路シニアはまだできたばかりで今大会からの参加。もと日ハムの広瀬哲朗さんらが作り、広瀬さんも総監督としてベンチに入っています。まだ1,2年生ばかりで140くらいしかない小さな選手たちが必死になってプレーしていました。環境に恵まれていないから、1学年下だから、などという言い訳などせず、勝利に向かって一丸となっている姿に感動しました。大差で負けてしまいましたが、これからにつながる試合だったと思います。
その後、麻布から尚志学園高校のグラウンドへ移動。たまたま札幌でやっていた駒大苫小牧対明徳のオープン戦を見に行きました! 香田監督、馬淵監督ともお話でき、駒苫の選手たちとも会うことができました。香田監督とは初対面。マスコミ嫌い、と聞いていましたが、なぜでしょう、いろいろ話をしてくださいました。チームの話、選手の話から特待生問題まで。
私が伺った30日の時点では、まだ駒苫は高野連に申告を出していませんでしたが、香田監督は「うちも特待生いますから出します。でも、それに関しては言いたいことがいっぱいあります」とおっしゃっていました。選手第一に考えている香田監督、なんでこうなるんだ、と悔しそうでした。
アップをみても、試合前の様子や行動を見ても、さすが甲子園で連覇を成し遂げた高校だなと感じられるところがたくさんありました。香田監督は工夫の人、いいと思ったことはどんどん取り入れる人ですね。すべては選手たちのため、ということも感じられました。いい監督さんです。
優勝して、逆に身の回りが騒がしくなってしまって、例の不祥事があったことで、自宅までマスコミが押しかけたり、ヤジを飛ばされたり、本当に苦労もたくさんしてきた(いる)と思います。でも、選手たちにはしっかり向かい合っている姿をみて、言葉では表現できないくらいの感動でした。
いいときは思いっ切り持ち上げ、突っ込みどころをみつけると、とことんこき下ろすマスコミに嫌気がさすのは当然。今回、特待生問題でナーバスになっているかとも思い、マスコミの端っこにいる私のような者がいったら、イヤな顔をされるかな、名刺を交換して終わりかな、とも思っていました。でも、ちゃんと話をしてくださいました。ちゃんと向き合ってお話をすれば、ちゃんと答えてくれるのですね。
香田監督が教えている練習を見に行きたい、話ももっと聞いてみたいと思いますが、しばらくの間はそっと見守っていきたいなと思いました。
ついつい駒苫(香田監督)の話だけ長くなっちゃいましたが、試合はちょっと観戦したら、もうシニアの春季大会へ移動。札幌新琴似シニア対室蘭という好カードを見に行きました。が、札幌新琴似の打線が噴火しまくって24対0だったかな、圧勝でした。
その後、またちょっと取材をして、夜の便で東京へ・・・2泊3日でしたが、1週間くらいいたような感じでした。
1日だけ東京で過ごし、翌2日からは3泊4日で福岡、長崎(壱岐)遠征。これがまた1週間くらいいたように感じるほど中身の濃い4日間。フレッシュリーグの壱岐大会に参加していたチームの選手たちの取材はそれはそれは楽しかったです。また、壱岐ブルーバードという離島のチームの取材はいろなことを感じるものでした。
どんどん島から人が流出し、島から出ていくと、ほとんど戻ってきません。どんどん人口が減っています。島の中で硬式野球チームを作ろうと壱岐ブルーバードが発足しましたが、現3年生が抜けてしまったら、来年はもう試合ができるかわかりません。また、現3年生たちも、島の高校に進学するという選手と、島外の高校に行くという選手がいます。
高校はどうするの? 島の高校? 島外?? その話を選手たちに聞いたときは、なんだかパンドラの箱を開けてしまったような、そんな空気が流れてしまいました。「みんなで壱岐に残って、このメンバーで壱岐から甲子園を目指したい!」と思っている選手にとっては、何人かの主力選手が島外に行ってしまうことはとても辛いことです。逆に、島外の強い高校に行って自分の力を試したいと思っている選手を止めることもできません。
どちらにしても応援していきたい、と心から思わせる素直で純粋な選手たちでした。壱岐から帰るときは、本当に名残惜しくって、涙が出ちゃいましたっっっ(>_<")
そうそう、壱岐から帰る日、試合も終わって、船の時間までまだ時間があったので、フレッシュの今井理事長の発案で、なんと、壱岐のエース松岡くん対ママ記者瀬川の3打席勝負!をさせていただきました! 松岡くんは1回戦であわや完全試合の好投手! 前日夜に、飲んだ席で、あのピッチャーの球、打ってみたい!なんて私が言っちゃったものだから(^^;;)
結果はまた写真とともに、あとで紹介するとして、本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。本当に思い出に残った遠征でした。こちらの福岡・壱岐遠征についてはまたあとで詳しく書きます!
福岡遠征最終日は朝イチでジャパンリーグ主催の交流大会→飛行機で羽田に戻り、そのまま埼玉に行って、武蔵狭山ボーイズの取材。帰り際に聖望学園グラウンドへ行ってきました。
そしてGW最終日はシニアの大会決勝戦の取材予定でしたが、雨で中止。千葉市シニアの取材に行ってきました! 昨日もちょっと書いたけど、福島テレビが私に密着していたので、ご一緒に千葉まで(^O^) 撮影にご協力いただいた、千葉市シニアのみなさん、オープン戦の対戦相手できていた横浜青葉シニアのみなさん、ありがとうございました!
さてさて、今日は午前中は家で仕事していましたが、午後からは打ち合わせに行ったり人と会ったり、とまた慌ただくなります。
原稿も書かなくちゃいけないものがたっくさんあるので、遠征写真ほか、アップには時間がかかるかもしれませんが、ちょっとずつやっていきますので、待っていてください。
では、また今日から始まる1週間、頑張っていきましょう!!
特待問題、ワケもわからぬまま「処分」されてしまった選手から泣きのメールがきています。試合に出られなくなってしまった選手から悔しさいっぱいのメールがきています・・・・。
コメントを入れてくださった方、ありがとうございました。保護者の方、切実ですね。今春卒業した選手はギリギリセーフで問題とされず、現役生だけがNO。処分するなら、現役生だけじゃなくて、過去の「特待生」だって処分すべきでしょう。その前に、彼らを「処分対象」にすること自体がオカシイですけど。
今、そんな選手や保護者のために自分は何ができるんだろうって考えています。高野連などに訴えていくことはもちろん、公の場で問題提起をし続けていくこと、こんな野球界であっても・・・それでも夢を持ち続けようと選手たちに伝えていくこと・・・何ができるかはわからないけど、でも、精いっぱいこの問題に向かい合って行きたいと思っています。
それにしても、これから高校に入る中学生にとっても進路選びに大きな影響を与えますね。本当に特待制度がなくなったら、学費が高い高校は避ける選手が出てくるかもしれません。行きたい高校に行けない選手も出てくるでしょう。
高校野球って私立の強豪高校に力のある選手がいるところがまた楽しみであり、公立高校はそんな私立を倒そうとしゃかりきになり、倒しちゃったりすればまた盛り上がる。私立には私立の、公立には公立の特徴があっていいと思うんですけどね・・・・。特徴がなくなってしまったら高校野球の魅力も半減ですよね・・・・
高野連はいったい、何をしたいんでしょうね・・・・。どういう高校野球にしたいのでしょうか・・・。