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ママ記者瀬川の野球少年+熱血監督追っかけ日誌
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おはようございます! 今日は雨ですねー。今日は大物の洗濯はできないなぁっっ これから自転車で出かけるのに、イヤだなぁ・・・・

さて、今、世の中を騒がせているボクシングの亀田親子。さきほど、共栄ジムで亀田家の長男・亀田興毅選手の謝罪会見が行われました。こんだけ注目が集まる中、興毅が何を言うのかを見たくて、ワールドシリーズやっててそっちも見たいけど、とりあえず会見の方を見ました!

最初、興毅の「遅れてすみませんでした。まず内藤選手に謝りたいです。ボクシング関係の方にも迷惑かけてすみませんでした」うんぬんの謝罪の言葉があり、金平会長からも一言あり、あとは記者が質問するという形で行われました。

まず!! どこのダレですかねー、ずーーーっと質問していた記者! まるで警察の事情聴取みたいだったなぁ。って警察に事情聴取されたことないけど、よくドラマでやってるそういう風景にそっくりでした。会見が始まってわずか2分ぐらいでいきなり「反則行為を指示したのかしないのか」の「核心」に迫り、一人の記者がずーーーーっと興毅選手を責め立てるというか、自白させてやるぞというへんな意気込みというか、興毅選手が話そうとしても、それを遮るように話しまくり、、、、まだ、その雰囲気に慣れていないだろう興毅選手は言葉も出てこない状態でした。

ふだんビックマウスと言われて話しまくっている興毅選手ですが、あの場に座り、いきなりあの攻撃を受けては話したいと思っても言葉が出てこないだろうなぁ。。。って。いくら亀田親子が「反則行為」をして悪いとはいえ、興毅はまだ20歳のヒヨッコですよ。大の大人が寄ってたかってー(-_-) あんまり気分がいいものじゃなかったな。

さて、亀田親子、この件は、オヤジがやっぱり子供なんだろうなぁと思います。「子供」で片づけられるものでもないけど、「悪ガキ」がそのまま年取った感じの人だもん。「『オレが』『息子が』一番になるのを邪魔するものは全部たたきのめす!」 「どんな手を使っても1番になる!」みたいな感じ。それを子供らも受け継いでしまってるというか、ずっとそういう育てられ方をしてきたんだろうなぁ 

だから、次男の大毅選手だって一度負けたぐらいで、あんだけ憔悴しちゃうんだろうなー。今、世間で矢面にたたされているとはいえ、そんだけ大毅が落ち込む理由がないもん。今日、興毅も大毅が落ち込んでいる理由は「負けたからというのが一番」と言っていたけど、「ああいうことをしてしまった」ことより「負けたこと」にショックを受けてるんだと思います。

オヤジはもうこの世界から身を引くってことで今日は出てきませんでしたが、その代わりに「亀田家の代表として」出てきた興毅は立派だったと思います。私は、この亀田親子、オヤジはオカシイと思っていたけど、興毅はまともなんじゃないかと思ってました。

前に「とくダネ!」で小倉智昭さんが興毅選手にじっくりインタビューしてるのを聞いて、この人はとっても優しくてみんなのことを考えている人、みんなをいかに楽しませるか、ファンをいかに楽しませるかを考えている人だと感じました。「こうやったら喜んでもらえるかな、と、やっていって、俺らなりに頑張ってきたつもりです。でも、それがやりすぎになっていた部分もあった」と自分でも認めています。でも、優しいハートを持った人だなと。

今日も「亀田家の長男として、亀田家としてはオヤジの次はオレになるから、だから今日ここに来ました」と話しをしていたのは立派でした。オヤジも弟2人もオレが守ったる!っていう気持ちが出ていまいした。家族の関係が希薄になっているこの世の中で、こんだけ家族のためにできる20歳っていないと思います。戦時中、家族を守るために、大事な人を守るために、戦争に行ってくるよ!と戦禍に飛び込んでいく若者のように見えました。

もともと「勉強」をあまりしてないだろうから、ちょうどいい言葉が見つからなくて、うまく説明できていないし、敬語や謙譲語なども使えないからぶっきらぼうに聞こえます。「具体的に」とか「どういう点ですか?」と聞かれると答えられなくなってしまったり。。。でも、家族を思う気持ちがすごく感じられた会見だったと思います。それが伝わってきたから、感動しました。

確かに、12ラウンド目に弟に反則を指示したかもしれません。絶対に許されることじゃないけど、「あのときは、頭が真っ白になってしまって・・・だからよく覚えていないんです」というのは本当なんだろうなと思います。

公の場で、あんだけ自分の父親のことを責められ続け、本当に辛かったと思います。
「オヤジは不器用だから」とかばい、でも「今ここにオレがおるのはオヤジのおかげやし、オヤジのおかげでチャンピオンにもなれたし、オヤジはみんなに『悪い』と思われているけど、俺らの中では世界一のオヤジやと思ってるから・・・」と真正面を向いて話し、目に涙をためている姿を見て、こっちまでウルっときてしまいましたよー。20歳でオヤジのことをそう言ってくれる子供がどんだけいますかーっっ

今後、ボクシングに関しては親と離れることになりますが・・・
「辛いところもある。今まで小さいころからずっとオヤジとやってきたから。でも、オレも20歳超えてるし、オヤジの力ばっかりも借りてられないし、これからは自分の力で頑張っていきたいです。でも、オレにはオヤジはオヤジに変わりはないんで・・・」

ここでまた興毅が涙し、すごいフラッシュがたかれてました。

「どこが好きとかはないけど、だけどオヤジは俺らの親やから、いつまでも、それは血のつながった親やから・・・・」
「一番ツライのは大毅やと思う。今、一人でいろいろ考えていると思う。でも、ボクシングは続けると思う。そして兄弟3人で世界チャンピオンになりたい。それがオヤジへの恩返しにもなると思う」
「家で何か言われたらそれは聞くと思う。オヤジとはボクシングでは離れても家では距離とるつもりもないし、俺らの家族やから。」
「これからは、また新たな亀田スタイルを兄弟で作っていきたいと思います。それはまだ考えていないけど。。。」
「気持ち入れ替えて頑張っていきたいと思います」
「期待して待っといてください」
「一からのスタートやから」
「俺らを応援してくれた人たちにはいつまでもこういう姿は見せたくないし、明るい姿を見せたいと思う」

などなど、ホント20歳にしては頑張った会見でした。

マスコミも、持ち上げるときは持ち上げて、こき下ろすときは一気にこき下ろして悪者にしてたたきまくるんじゃなくて、まだ興毅は20歳の少年、大毅はまだ18歳の少年、これからの若者だってことも考えて取り上げていってほしいなと思います。これでつぶれていく若者っていっぱいいるし、それがマスコミのせいってこともあるし。それを見ているのはイヤですね。

息子がこうやって頑張ってるんだから、亀田オヤジももっと大人にならないといけないですね。。。。今後、仕事がなくなってどうやって生活していくのか、、、もしかして、亀田道場に「世界一」を目指す少年を集めて、新たなボクサー育てていくとか? それで将来的に息子と対決? なーんて、それじゃ漫画か(^_^; でも、そんなこともなくはないんでは? ボクシングしかないような人に見えますしね(^。^;)

最後に、ボクシングのことなんて何も分からないのに、生意気に感想を書いてしまいましたー。ボクシングっていうよりは、親子の絆っていうか、親が子を思う気持ち、子が親を思う気持ち、そんなことを強く感じた会見でした。ま、それも当然大事だけど、周りの人に迷惑をかけてはダメですね。。。そのへんをこれからどんだけこの親子が理解していくのか、世界は自分たち中心に回ってるんじゃないってことを分かるようになるか、今後どう変わっていくのか、見守っていきたいと思います。

さて、今日は小僧の学校公開日(授業参観)なので行って参りまーす! 

ワールドシリーズは今、4回終わって1対1の同点です!!
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同感です。
こんにちは!コメントさせて下さい、ね。
興毅選手の会見をラジオで聞きながら泣いてしまいました・・・。
本当の意味で強くなってほしいです。
貴女の仰るとおり、興毅選手の心に想いを馳せると痛かったです・・・。
そして、父親としての在り方についても、
深く考えさせられました。
ボクシングの事です。我々は門外漢かもしれないのですが、大きな教訓がありました。
スポーツマンシップ。
それを多くの方々に考えるきっかけを与える事こそ、貴女の役割かもしれませんね・・・。
いつも記事を拝見させて頂き、ブログを拝見させて頂き、共感させられています。
ますますの御活躍をお祈り申し上げます。
選手権の開会式、お会い出来ず残念でした。
亀田興毅選手を抱きしめて、頭を撫でてあげたいハヤトの親父でした。
ハヤトの親父 URL 2007/10/26(Fri)13:34:51 edit
なんかしらんけど
あの会見ではひとりの子供としてみてしまいました。たぶん男の子を持つ親とそうでない人がみたら、あの会見の印象はまた違うものなのかもしれませんね

それまでの言動からすれば、あれくらい叩かれても仕方のないものなのかもしれませんが、親子の絆とでも申しましょうか・・・。親が子をかばい、子が親をかばうあのような姿はみていてとても切ないものがあります。

話変わりますが
今年のタイガースカップは
ヤングリーグは
我が兵庫伊丹が第一代表になりました。今年は甲子園じゃないけど取材に来てくれたらうれしいです。
おっさん 2007/10/26(Fri)17:08:40 edit
タイガース杯行きます(^^)v
ハヤトのオヤジさん、おっさんさん、コメントありがとうございました!

おっしゃる通り、見る人によって、感想はそれぞれだと思います。今までやってきたことからすれば、確かにあれだけ叩かれても当然なのでしょうね。興毅選手、大毅選手ともに、叩かれたワケをこれから理解していける人間だと信じたいと思います。努力していく、というのだから、信じたいな、応援したいなと。

ハヤトのオヤジさん、あたたかいコメントをありがとうございます! 選手権ではお会いできずに残念! でも、またどこかでお会いできると思います(^^)

おっさんさん、タイガース杯は行く予定にしています! 球場が1つじゃなくてバラバラになるという話しも聞いておりますので、全試合見れるのだろうか、という心配はありますが、ぜひ兵庫伊丹の試合も見れたらいいなと思います! ヤング初の優勝目指して頑張ってください!(^^)
ママ記者 2007/10/26(Fri)17:51:42 edit
亀田家長男の会見
精一杯かもしれないけど、椅子に深々と座って喋る姿は何処か『俺様』のような態度に見えました。

ストリーム URL 2007/10/26(Fri)23:46:25 edit
タイガースカップ
球場は2回戦以降は、タイガーデンと言って、阪神タイガースの2軍のグラウンドで行います。タイガーデンは別名「虎の穴」と呼ばれて、アニメ、タイガーマスクが修行を積んだ場所が由来です。
スタンドは小さいですが、内野の土は甲子園と同じ土です。日々このグラウンドで2軍の選手は修行を積んでいます。
このグラウンドの道路はさんだ向かい側に鳴尾浜臨海公園野球場というのがあり、1回戦はそこでやります。
兵庫伊丹は第一代表ですので1回戦不戦勝で2回戦かのスタートなので、タイガーデンで試合します。

開会式はタイガーデンでやるのですが、1チーム30名までの入場規制があります。報道関係は別に入れると思うのですが・・・。

兵庫伊丹としては一昨年準優勝の全播磨を目標に、バランスのとれた地味な泥臭い野球でぜひとも栄冠を勝ち取ってもらいたいと願っています。
おっさん 2007/10/27(Sat)09:31:18 edit
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